病気や障がい、加齢によって、今までできていた些細なことができなくなり、
住み慣れたはずの自宅や地域が住みにくくなることがあります。
やがて、望まずしてその安住の地を離れることを決断する方々がでてきます。
私たちは、自身を取り巻く様々な状況が変化しても、住み慣れた自宅や地域で
暮らし続けることができるようになるために必要な福祉サービスの充足や
社会資源の創造を地域住民と一体となって担ってまいりたいと考えております。
代表武市 寿人
私が高齢者介護の現場に身を置いて感じていたことは、「望まずして」長期療養型の病院や入居施設へ身を移す方々があまりにも多いということでした。そしてその多くの方々は、在宅生活の継続を「無理だから」と始めからあきらめておりました。
後に、経験を積み重ねて気が付いたことは、医療・介護・社会環境を十分に機能させることで、あきらめていた方々の多くが在宅生活を継続することができるということでした。
そこで、平成22年9月に特定非営利活動法人みのりの丘、平成28年4月に株式会社みのりの丘を設立して、介護サービス事業の充実を図るとともに身近な人たちが互いに助け合えるまちづくりを進めてまいりました。
未だ志半ばで課題も山積しておりますが、一人でも多くの地域の方々に、自分の状態や周辺の環境が変わっても住みやすいと感じられる福祉のまちづくりを目指してまいります。
特定非営利活動法人みのりの丘
理事長 武 市 寿 人