北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問介護施設を運営するみのりの丘グループ

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第2回 大麻フリマストリート

2024.10.4

今年の春から再始動した「大麻地域創造協議会」で毎月話し合いを重ね、ようやく

開始した具体的な活動が8月に開催した『大麻フリマストリート』である。

もちろん、この活動の目的は「大麻がより住みよい町になるための活動」という

ことにあるのだが、商店街を元気づけたいとの思いもある。

 

手間暇かけて準備したイベントであったが、天候は”大雨”だった。

しかし、悪天候にもかかわらず多くの来場者にも恵まれ、また「次回も期待して

ます」との温かいお声掛けを頂いた。

 

そして、今月26日(土)に満を持して『第2回大麻フリマストリート』を開催

する運びとなった。

 

今回のイベントは、前回同様のフリーマーケット、イラストやアクセサリー作家の

作品の展示販売を行うほかキッチンカーが3台、さらには「やぶやぶ節」で有名な

富樫政雄商店さんとコラボした「とっかり特性うどん」を販売する予定でいる。

 

また、今回のイベントに江別市内の多数の企業さんから協賛をいただいた。

この場を借りて厚く御礼申し上げます!

 

こうした活動を一つのきっかけとして、より多くの出会いや地域と商店街の活性化

を切に願っている。

皆様にもぜひ立ち寄っていただきたい。

みのりの丘秋祭り~2024~

2024.10.1

当方事業所がある『大麻東町ニュープラザ商店街』の中通りをお借りして

先週末に「みのりの丘秋祭り」を開催した。

 

当日は、私たちの日ごろの行いがとても良かったのか?

晴天に恵まれた「お祭り日和」となった。

そして、大勢の方にご来場いただいた。(ありがとうございます)

 

 

また、舞台では素敵な演奏や和太鼓がお祭りをさらに盛り上げていただいた。

ご出演頂いた皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

 

来年も同様に日頃からお世話になっている地域の皆さんへの感謝の気持ちを込めて

お祭りを開催したいと思う。

 

 

詐欺メール到来

2024.9.26

先日、私の個人メールアドレスに過去一度も作成したことが無いカード会社から

「不正利用の可能性があるため、カードの利用を一部制限いたしました。

お客様ご自身のご利用であるかをご回答ください。」との通知があり、その下には

回答するページへとつながるボタンが設定されていた。

 

このカード会社は誰もが知る大手企業であり、そのロゴも本物と同一と思われる物

が使用されている。

これはほぼ間違いなく『詐欺メール』だろう。

回答ボタンを押して情報を入力したが最後、詐欺被害に遭う危険性が高まる。

 

今回は、一度も作成したことが無いカード会社を名乗っていたのですぐに詐欺と

思うことができたが、見覚えのあるカード会社であれば騙される可能性がある。

 

こういったメールが届いた場合には、慌てずに当該企業へ直接問い合わせた方が

いい。(問い合わせは、メールに載っている電話番号ではなく正式な電話番号へ)

 

詐欺犯罪者の手口は、相手を慌てさせて正常な判断力を奪うことから始まる。

この手のメールが届いた場合には、必ず身近な人に相談するなど、一呼吸おいて

から対処することを心がけたほうが良い。

商店街合同の自主消防避難訓練

2024.9.12

2日前に当方事業所のある商店街で合同の自主消防避難訓練が行われた。

この商店街は、『長屋』の作りになっていて、一つの建物に複数の店舗が入っている

ため、どこかの店舗で火災が発生した場合、他店舗も無傷では終わらない。

当方が運営するいくつかの事業所も例外ではないため、今回の訓練にも参加させて

いただいた。

 

備えあれば患いなし。

 

何も感じていないわけじゃない

2024.9.6

介護にかかわる相談を受けている中で、ご利用者やご家族に必要と思われる支援を

提案することがしばしばあるのだが、そうした時によく聞かれる言葉に「まだ早い」

が多くある。そしてその枕詞に「もう少し認知症が進んでから」という言葉がよく

出てくる。

 

恐らくは、「今ある環境を変えてしまうことはご利用者本人のストレスとなるため、

認知症が進行して物事がわからなくなってから環境を変更したほうがご利用者本人

のストレスが軽減できるのではないか」との発想からこうした言葉が出てくるので

はないかと想像される。

 

環境を変えなくても現状の日常生活を維持できることに越したことはないが、年齢

や持病の如何にかかわらず、環境の変化には一定のストレスが伴うものである。

そのため、ご利用者のストレスを考慮してそのように発想することがいけないこと

とは言えない。

 

ただし、その発想には決定的な間違いがある。

それは、「認知症が進行して物事がわからなくなってから環境を変更したほうがご利

用者のストレスが軽減できる」という部分にある。

たとえ認知症状が進行して、自分の思いを正しく相手に伝えることが出来なくなっ

ていたとしても、何も感じていないわけではない。むしろ、自分の異変を感じて

不安に苛まれていることが多くあり、そのためストレスに敏感になっている。

つまり、認知症が進行した方ほど環境の変化といったストレスへの耐性が弱いので

ある。

 

そこで私は、「環境を変えることでご利用者がより豊かな生活を過ごせることが期待

できるのであれば、認知症が進行してからではなく、環境の変化に適応する能力が

低下するまえに実行することをお勧めしたい」と伝えることが多くある。

 

しかし残念ながら前述のご家族のような発想を持つケアマネジャーも少なくない。

自分自身も環境を変えることにストレスを感じているからなのか、単に調整能力が

低いからなのかはわからないが、客観的に見て明らかに環境変化が求められている

場面であっても「何が何でも現状のサービス利用を継続する」といって頑張っちゃ

っているケアマネジャーを数多く見てきた。

 

認知症状がかなり進行してしまった状態で多機能サービスの利用相談をしてくる

ケアマネジャーが後を絶たない。受け入れた我々としては、「もう少し早い段階で

ご相談いただけていればまだまだ在宅生活を過ごせた可能性が高かったのに、この

段階でご相談いただいても在宅生活は非常に難しい」という悔しい思いを幾度も

してきた。

 

この場を借りて改めて申し上げるが、「認知症が進行して物事がわからなくなって

から環境を変更したほうがご利用者のストレスが軽減できる」は大間違いである。

みのりの丘秋祭り(2024)

2024.9.5

毎年、当方事業所がある『大麻東町ニュープラザ商店街』の中通りをお借りして

開催していたお祭りで、当方事業所のご利用者やご家族、地域の皆さんにご案内を

出してお越しいただいていた。しかしコロナ渦にあって、昨年は2019年以来の

開催となった。

 

そして、今年も昨年同様に開催する運びとなった。

スタッフ皆で心を込めて準備したお祭りに多くの方がご来場いただけることを

心待ちにしているので、是非立ち寄ってみてください。

 

時間は質を担保しない

2024.8.26

先月から『主任介護支援専門員更新研修』の受講を開始している。そして、先日

前半の日程が終了して後半のカリキュラムへ突入中である。

その前半の日程を終えた感想を一言で表すと「長い」である。

同研修のプログラムは、講義と演習を合わせ46時間の内容が組み込まれている。

しかしその内容はというと、画面上に映し出された講師のテキストをただ読み上げ

るだけの姿を見届けるものであったり、目的がよくわからない事例検討を2日間に

分けて10時間以上永遠と繰り返すというものだった。

 

以前にも取り上げた通り、介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格は、高齢者

介護事業にかかわる資格の中で唯一更新制が導入されているが、5年毎に更新する

ことが義務付けられていることに疑問を持つ者が多い。

今回研修を受けた私としても内容もさることながら、所要時間数の多さに疑問を

持たざるを得ない。

一体何を根拠にこの所要時間数が算出されたのだろうか。

 

この国では、「量(時間数)は質を担保する」という考え方が根強く残っている。

それは、「こんなに時間をかけて取り組んだのだから」とか「夜遅くまで練習したの

だから」といったように、時間をかけたことが成功の根拠となってしまっている

場面によく出くわすからだ。

 

人間の体力も集中力も無限には続かない。勿論、こうした力の持続時間を延ばす

ためのトレーニングは大切ではあるが、それでも限界はある。

そして、限界を超えた後の時間は非効率的な無駄な時間となるため、質の担保など

になるはずもない。

にもかかわらず、内容に合わせた必要な時間数ではなく、時間数があらかじめ決め

て、その時間数に合わせて内容を考えるということがまかり通っている。

これが、我が国の生産性の低さの実態でもある。

 

「さしてやることはないけど、勤務時間が決められているから、終業時間までなん

とか時間つぶしをしなければならない」なんてことが珍しくないのが我が国の特徴

でもある。

 

それから、生産性が低い人の思考にはもう一つ特徴がある。

それは、「何かと物事を複雑にする」ことである。

物事が複雑であればあるほど、充実感や達成感を持つ人がいる。しかし、その実情

は「誰にも理解されない、利用されない」無駄なものを無駄な時間を浪費して作っ

ているだけに過ぎない。

法制度を複雑なものに作り上げようとする官僚が最たる例であろう。彼らは、一般

には中々理解されないよう複雑に制度や文言を作り上げることにある種の喜びを

感じているのではないかと思うが、複雑化することには何の意味も持たないどころ

か時間の無駄でしかない。いつしか彼らの存在そのものが「無駄」という烙印を

押される日が来るのではないかと思っている。

 

複雑な機器を世界中の誰でもが簡単に操作できるような機器へと作り上げたビル・

ゲイツ氏やスティーブ・ジョブズ氏が我が国から生まれるとは到底思えない。

世界の平和は若者に託したい

2024.8.20

毎日熱戦が繰り広げられていた『パリ・オリンピック』の全ての競技が終了して

来週からは『パラリンピック』が開催される。

ハンディキャップを持ちながらも、超人的な能力とたゆまぬ努力の結晶が花開く

ことを期待して引き続き応援したいと思う。

同時期に始まった『全国高校野球選手権』もベストエイトが出そろい、いよいよ

佳境を迎えている。

 

そんなスポーツの祭典が目白押しだったわけだが、オリンピックを見ていて思った

ことがある。

それは、競技(演技)を終えた選手へのインタビューでインタビュアーが「日本を

代表し、国の威信と名誉をかけて戦ったこと」を問うた時に、10代20代の若手

選手の多くが、自国を意識して他国と競い合うというよりは、同じ競技に出場して

いる他国の選手に対するリスペクトを口にしていたということだった。

それは、競い合っている相手選手を激励していたり、抱擁して健闘をたたえ合って

いる姿を見ているだけでもその真意が伺える。

そしてその姿は、「日本が!日本が!メダル!メダル!」と大騒ぎして取り上げて

いるメディアや各テレビ局から派遣されているインタビュアーの姿勢とは真逆と

言っていい風景だった。

 

この時期は、終戦日や原爆が投下された日ということもあって、平和を祈念する

式典が数多く催されているが、先ほどのインタビューの一幕を見ていると「戦争

反対!平和第一!」とか言っている大人よりも、若者の方がよほど国の垣根を取り

払った友和精神を持っているように思えた。

 

加えて思うこととしては、何で高校球児はそろいもそろって丸坊主なのだろうか。

高校球児が進んで丸坊主にしているとはとても思えない。なぜなら、丸坊主にする

ことが嫌で野球部に入ることを断念した同級生や丸坊主にすることが苦痛でならな

いと嘆く野球部の同級生が数多くいたからだ。

これは、子供に対して強制力を持って統制したいと考える大人の欲求以外の何物で

もなかろう。

「歴史と伝統を持つ高校野球の球児は丸坊主であるべきだ。」と宣う野球解説者や

高校野球ファンが多くいるが、そんなものに合理的な理由などなく、他の競技者の

多くは丸坊主になどにはなっていないことを見れば一目瞭然だろう。

こうした情景を見ていると、若者を戦地へ送り込み、国のために命を捧げろと命じ

る古い時代を生きる大人の汚い振る舞いを連想させる。

 

何も歴史や伝統を軽んじるつもりはない。個人的には歴史も伝統的な建物や工芸品

を見ることは大好きだ。ただし、必要以上に歴史や伝統にとらわれて視野狭窄の

状態にある大人よりも広い視野を持って世界に羽ばたいている若者に世界の平和を

託したほうが良いように思えてならない。

第1回 大麻フリマストリート

2024.8.7

今年の春から再始動した『大麻地域創造協議会』(旧大麻地域創造会議)で毎月話し

合いを重ねて、ようやく具体的な活動を開始することができた。

 

今回の企画は、≪大麻フリマストリート≫である。

もちろん、この活動の目的は「大麻がより住みよい町になるための活動」という

ことにあるのだが、商店街を元気づけたいとの思いもある。

 

より多くの方に当方が属する東町ニュープラザ商店街の魅力ある店舗や佇まいを

知ってほしいとの願いも込めてこの企画を立ち上げることになった。

また同商店街は今、世代交代や新陳代謝が求められる状況にもある。そこで、こう

した活動を通じて、若手で事業や活動の場を求めている方が空き店舗を利用する

きっかけ作りもしたいと考えている。

 

ちなみに今回のイベントは、地域の方から募った日用品や衣類、雑貨等をフリー

マーケットという形で販売する他、イラストやアクセサリー作家の作品の展示販売

も行う。

さらには、酪農学園大学さんのカップアイスや牛乳の販売、フルーツサンドとカフ

ェコーナーも設置することになった。

 

こうした活動を一つのきっかけとして、より多くの出会いを待ち望んでいる。

皆様にもぜひ立ち寄っていただきたい。

 

世界平和とオリンピック・パラリンピック

2024.8.1

先週『パリ・オリンピック・パラリンピック』が開幕した。

 

連日各競技で熱戦が繰り広げられており、テレビの前で観戦している方も多くいら

っしゃることだろう。

ただ、パリとの時差が8時間(サマータイムは7時間)もあるため、競技の多くが

日本では深夜帯に行われるということもあって、寝不足気味という方もいらっしゃ

ることだろう。

かくいう私も翌日の仕事に支障をきたさない範囲で夜遅くまで起きてテレビの前に

かじりついて観戦している。

 

そんなオリンピック観戦をしていて、フッと思ったことがある。

それは、「柔道って、いつから反則負けが勝負の決め手の主流となったんだ」という

ことである。

私が知っている柔道は、豪快な投げ技や寝技、関節技で勝負を決する競技だと思っ

ていた。ところが昨今の柔道競技は、勝負に対して消極的などの理由で審判から

3回指導を受けると反則負けとなってしまうらしい。

何も今更、柔道を精神論で解くつもりはない。ただ、何とも味気ない。

 

我が国発祥の柔道が世界各国に広まり、やがて国際大会やオリンピック競技に採用

されたことは誇らしく思う。

個人的には今後も柔道の試合を視聴するだろうし、国際大会で活躍する日本選手を

応援することだろうが、ちょっと寂しい気持ちにもなる。

恐らくは、他国発祥の他のスポーツも世界中に広がって競技となった際に本来の姿

と少し違った形になっていったものはあるだろう。

 

国際化するということは、より多くの人種や文化に順応していくということでも

あるだろうし、それがオリンピック・パラリンピックの趣旨であろう。

こうした活動が世界平和へとつながることを切に願いつつ、今日も出場選手を応援

しよう。

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