ちょっとしたご縁があって、江別市消防本部の消防長とお話しする機会を
いただいた。
そのお話しでは、年々、救急隊員に求められる事柄が増えてきており、対応に苦慮
することが多いといった話が主だった。
私も、以前病院に勤めていた頃、救急車を運転する機会があった。
急病人を載せて、事故を起こさず、かつ迅速に目的地まで搬送するその行為は、
体験した者にしかわからない緊張やストレスが半端ない。
加えて、同消防長曰く
「独居の高齢者、特に医療や介護との接点が少ない独居の高齢者への対応が非常に
困難な状況にある。」
「また、間口の通路や導線が確保されておらず、自宅や居室へ入ることすらできな
い状況下での対応を強いられることも少なくない。」
そして、消防長と私の意見が一致して、一番盛り上がった話題は、
「救急車が来ているのに、避けようとしない車が多すぎる。」ことである。
自分自身あるいは身内が、いつ救急車や救急隊員のお世話になるかわからない。
最低限のマナーや心得が必要であろうと思う。
来月2月の中旬に、そういった内容の講話を大麻地区で開催しようと準備して
いる。詳細が決定次第、当ブログでも紹介したい。