「現在、流行中の『新型コロナウイルス』の感染拡大を防止する。」との名目で
江別市内の通所サービス事業者が続々と休止を決めている。
その多くは、医療機関が運営する『通所リハビリテーション』の事業所である。
支援を必要としているご利用者にとって、通所系サービスは欠かすことができない
また、代替えサービスが見つけにくい物である。
にもかかわらず、FAX一通で休止のお知らせを送ってくる。
ご利用者の日常生活を支える重要な役割を持つ社会資源であることの自覚がまるで
感じられない。
医療の専門家が数多く在籍するサービス事業者だからこそ、こういった時に力量を
発揮するべきであるにもかかわらず、同職種が十分とは言えない福祉系サービスに
丸投げの状態である。
以前よりおおいに疑問を感じてきた、『医療系サービスを優遇し、福祉系サービス
を冷遇し続けてきた国の政策』にさらなる疑問を感じる状況である。
特にそのような対応しかできないような『通所リハビリテーション』事業所に存在
価値はあるのだろうか。