北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問看護ステーションを運営するみのりの丘グループ

みのりの丘

みのりの丘代表ブログ

非常災害対策

2018.7.19

今年の2月に札幌市の高齢者が多く入居されていた共同住宅の火災で11人もの尊い命

が奪われたことはまだ記憶に新しいと思います。

また、10年前には、同じく札幌市のグループホームの火災で7人が犠牲になってお

ります。

 

病気による障がいや加齢に伴う心身機能の低下で介護サービスを受けている方々は

災害が起きても、自分の「意思」や自分の「足」で非難することが極めて難しい状

態にあります。

 

そのため、介護者はそうした方々の生命を守る重要な役割を持っております。

しかし、突然来る災害には誰しもが慌ててしまい、通常の思考で動くことができな

いものです。

 

そういったことを想定して、介護サービス事業者には、非常災害対策として避難訓

練の実施が義務付けられています。

当方で運営しているデイサービス(通所介護)、小規模多機能型居宅介護事業所で

は年に2回、自主防災訓練を実施しております。

 

また、2年に1回の頻度で、事業所が商店街の中にあることから、商店街の他店舗と

合同で消火訓練や避難誘導訓練を実施しております。

いざとなれば、近隣の店舗の方々が助けてくれることは心強い限りです。

 

昨日、今年1回目の火災を想定した避難訓練を実施いたしました。

  

ご利用者も職員も逃げ遅れることなく無事に避難できたようです。