昨日、1か月半に及んだ『緊急事態宣言』が解除された。
この日を待ち望んでいた方が多くいたことだろうと思う。
私の知人や友人には様々な業種で会社を経営している方々がいる。
その中には、今回の感染症拡大で大きな影響を受け、「店仕舞い」を余儀なくされ
た方から「全く影響がない」という方まで様々だった。
当方も一部活動を自粛や縮小して運営を継続していたため、大きな影響を受けた。
また、望まずしてサービス利用を自粛しているご利用者の中には、心身の機能が
著しく低下してしまっている方々もいる。
残念ながら、『新型コロナウイルス』が消えてなくなったわけではなく、確立され
た治療法やワクチンも開発途上で、感染症拡大の危険性と隣り合わせの状況が続い
ている。
生きるということは、「どちらかを取るとどちらかを失う」日常の選択を迫られる
ことの連続のように思う。
その選択に必要な情報が不正確や虚偽であっては、正しく選択することが難しく
なる。
連日、テレビのワイドショーで感染症拡大が大きな話題として取り上げられている
が、選択に必要な正しい情報を提供しているとはとても思えない内容ばかりだ。
テレビのワイドナショーを選択に必要な主な情報源とすることは非常に危険な行為
であり、結果として「自粛警察」なる社会悪を生み出してしまう。