北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問看護ステーションを運営するみのりの丘グループ

みのりの丘

みのりの丘代表ブログ

小規模多機能型居宅介護のあり方

2020.10.14

当ブログの『小規模多機能型居宅介護の理解』で

国が定義する小規模多機能型居宅介護の「通いを中心に・・」という文言

が同事業の理解を歪めていると思っている。ヘルパー(訪問介護)のニーズがある

からこそ、小規模多機能型居宅介護の能力が如何なく発揮されるのであって、通所

サービスの延長線上にある事業ではない。

つまり、「訪問を中心に・・」と定義したほうが正しいと思っている。

とお伝えした。

 

すると、先日下記の報道を目にして、我々の向かっている方向性は間違っていなか

ったと確信することが出来た。

1人暮らしの高齢者が更に増える今後、訪問サービスの重要性は一段と高まっていく

 。厚生労働省はこうした視座に立ち、来年4月の介護報酬改定で小規模多機能の

テコ入れを図る考えだ。既存の訪問体制強化加算について、ひと月の訪問回数が

多い事業所を更に評価する上位区分を新設する。あわせて、訪問回数が少ない事業

所を対象とした報酬の引き下げも検討していく。昨年度の調査結果によると、ひと

月の訪問回数が200回を超えている事業所は46.6%。400回以上のところも15.2%

あった。一方で4.7%の事業所は0回、一度も訪問していないと報告されている。

 

ちなみに、当方が運営する小規模多機能型居宅介護の直近の月訪問件数は700回を

超えている。

訪問のニーズに応えられるから『多機能』なのだと声を大にして言いたい。