先日、『F1ドライバーのレース中の心拍数』を取り上げるテレビ番組を見た。
「きっと、プロのレースドライバーなのだから、平常の数値を保ちながら平然と
運転している映像が出されるのだろう」が視聴前の私の考えだった。
ところが、ドライビング中の息遣いは凄まじく、短距離走の選手さながらの呼吸が
レース中に続けられていた。また、急カーブを曲がるときには息を止めていた。
プロのレースドライバーを『アスリート』と表現することの意味が分かったような
気がすると同時に、プロであっても緊張状態の運転中は心拍数が大きく上がること
がよくわかった。
今朝起きて道路状況を確認すると一面雪で覆われていた。
また、交差点付近は圧雪になっていて非常に滑りやすい状況に見えた。
こうした季節では、数十分運転しただけで普段はない、肩の凝りを感じることが
多くある。
日頃、走りなれた道路であっても、普段以上に緊張してしまうのであろう。
おそらくは、心拍数も高くなり、体に力みが出てきてしまうのではなかろうか。
当方が運営する事業は、業務で車を運転する機会が多い。
ご利用者の送迎やご利用者宅への訪問、医療機関や関係機関へ出向くこともある。
これらの業務を連続して実施することもあるため、「早めの行動」が通用しない
ことがあり、どうしても予定通りに事が進まない。
そこで、冬時間を想定して業務内容を組みなおすことも多くある。
この時期、当方のスタッフには「間に合うように急ぐよりも、事前に先方へ連絡
した上で、遅れてもいいから無事に目的地まで到着することを優先して!」と
伝えている。
幸いにして、「北海道は冬時間がある」と考えている方が多くいらっしゃるので、
事前の説明や連絡をしておくと時間がずれることへの理解を示してくださる場合が
多い。
これからの季節、『コロナ』以外に気を付けなければならないことが一つ増えた。