当方の規定では、本日が仕事納めとなる。
今年について言えば、新型コロナウイルス感染症という未曾有の状況の中で
様々な困難を抱えながら職務を全うしてくれた全てのスタッフへ心から感謝を
申し上げたい。
ただし、当方が運営する小規模多機能型居宅介護、訪問看護、給食センターは、
年末年始も稼働している。同事業に携わるスタッフに対しては感謝とともに敬意を
表したい。
そんな中で、年末年始に介護支援の開始を求める相談が数件入ってきている。
「不測の事態が起きても、ある程度は家族で支援できる。」、「最後になるかも
しれない年越しは自宅で過ごせるようにしてあげたい。」などそれぞれの思いを
持って相談にいらっしゃる方々へ我々も全力でお答えしたいと考えている。
我々は、年末年始だろうが、お盆だろうが必要な支援は積極的に行ってきたし、
今後もその方針に変わりはない。
しかし、年末年始は何かと『手薄』な状況となる。
それは、当方の事業所の人員という意味ではない。
行政機関、医療機関の多くは休業する。介護サービス事業者も臨時対応のみとして
通常の営業を休むところが多い。
つまりは、通常通りの支援体制を組むことが難しい危険性があるということだ。
また、病状が急変し、救急搬送等により医療機関へ行くとなった場合には、年末年
始に加えて新型コロナウイルス感染症の影響もあって思うとおりに治療が受けられ
ない危険性もある。
そうした状況を踏まえて、ご利用者やご家族と綿密に相談しながら支援体制を組む
ことになる。
今年は特に年末年始の気分を味わうことは難しそうである。