北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問看護ステーションを運営するみのりの丘グループ

みのりの丘

みのりの丘代表ブログ

利便性と暮らしやすさ

2021.7.22

新型コロナウイルスワクチンの接種を終えたとはいっても、依然としてコロナ渦に

あるため、極力人込みを避ける生活が続いている。

 

そこで、最近キャンプにハマっている。

と言っても、数カ所のキャンプ場へ行った程度の初心者である。

さすがに、猛暑続きのこの時期に日中帯長時間屋外で過ごすキャンプは自殺行為

なのでもう少し涼しくなってから再開したいと考えている。

 

先日、江別市では観測史上最高気温となる34.6℃を記録したそうだ。

アスファルトから発する熱や照り返しがさらに暑さを生み出している。

そう考えると、コンクリートジャングルの中で過ごすよりも、土や森の中で過ごす

キャンプの方が快適に思えたりするかもしれない。

 

ここ数年、『脱炭素社会の実現』が世界規模で進められている。

「地球温暖化の原因となる『温室効果ガス』が、人間活動による化石燃料の使用や

森林の減少などにより濃度が急激に増加した」ことが定説となっており、地球環境

を守るために、二酸化炭素の排出量を可能な限り削減し、実質的にゼロの状態を

目指すことが各国に求められている。

 

私は専門家ではないため、地球誕生から46億年の歴史の中で、現在の状況が

地球温暖化に該当するのか否か、また温室効果ガスの増加が主な原因なのか否かは

わからない。

ただ言えることは、利便性を追求しすぎると暮らしが豊かになる分だけ、過ごし

難さも増えるということである。

 

年を重ねるにつれ、利便性よりも過ごしやすさを求めたくなってくる。

そういった意味では、利便性の低い自然環境でキャンプに行くことが性に合って

きたのかもしれない。