東京オリンピック・パラリンピックの競技会場では、日々熱戦が続いているが、
北海道でも熱戦ならぬ猛暑が続いている。
ここ数十年、北海道でここまで暑さが続いたことは記憶にない。
来年以降も同様の状況が続くのかわからないが、ここまで暑いと『北海道には無用
の長物』と長年言われてきた『冷房設備』の設置が必要になってくる。
例年、北海道の夏は非常に短く、猛暑となっても扇風機で何日か凌ぐとすぐに秋が
やってきたものである。
そのため、「一瞬の暑さを凌ぐために高額な冷房設備を設置することは贅沢」と
考える道民は少なからずいたように思う。
あくまでも個人的な感覚によるものではあるが、ここ数年の北海道も他の地域と
同様に『梅雨』と思われる状況になることが多くあるように思うし、体感温度も
上昇傾向にあるように思える。
『健康や生命の維持』という観点に立てば、冷房設備を「贅沢品」とは言っていら
れなくなってきているように思うし、特に高齢者世帯は、熱中症対策のためにも
同設備の設置を積極的に検討したほうが良いのかもしれない。
ここまで暑さが続くとご利用者ばかりかスタッフも変調をきたし始めている。
適度な水分補給や休息を取りながら業務にあたっていただいているが、くれぐれも
体調には十分に気を付けてもらいたい。