2018年度(平成30年度)より社会福祉士の国家資格取得を目指す大学生の
実習を受け入れており、今週から市内の大学に在学中の4名が来ている。
昨年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で実習そのものを延期あるいは中止と
した大学や専門学校が多くあったため、当方の受け入れもなかった。
この実習の主な目的は、
実習生が事前に準備した『実習の課題』について現場の経験を通じて明確化あるい
は解決していくことにあり、大学で学んだ社会福祉にかかる課題や取組みをより
具体的にイメージ化することにある。
教室の中だけでは見つけにくい、支援を必要とする方々を取り巻く社会環境の実情
や課題をたくさん吸収していただきたいと願っている。
これから約1か月間、当方が運営するデイサービスや小規模多機能型居宅介護事業
所の現場に入って、多くのことを学んでいただくこととなっている。
将来、この中から数多くの方々が高齢者介護の現場に就職してくれることを心より
願っている。