ここ1カ月の北海道における新型コロナウイルスの新規感染者は、1日10人前後
で推移している。
これは、北海道に限ったことではなく、全国的に同様の状況となっている。
この状況は、緊急事態宣言が解除されて3週間近く経った今も継続されている。
だからといって、もう「波」は来ないと言っているわけではないし、今後もできる
限りの感染予防対策は続けていこうと考えている。
ただし、当ブログでは再三にわたって「飲食業の営業規制は同感染拡大防止に役立
たない」と指摘してきた。
「人流(特に飲食店)と同感染症拡大は相関関係にある」とか言っていた専門家
とかいう謎の方々はこの状況をどのように説明するのだろうか。
「人間社会にどのような影響を与えるのか」を検証したいからと言って、なんでも
人間中心に物事を捉えようとする思考は浅はかとしか言いようがない。
ウイルスにはウイルスの活動サイクルというものがある。そのサイクルは人流など
の外的因子よりも強力な生存活動である。
こういったことも理解ができない者を『専門家』と言っていいのだろうか。
ここのところ世界規模で話題となっている『地球温暖化や脱炭素社会』も同様の
現象が起きているように思えてならない。
一見すると聞こえのいい『正義』は、残念なことに様々な利権や利益と共存して
いることがほとんどである。そのことは、『正義』を訴える方々やマスメディアが
決して慎ましやかな生活を営んではいないことからも容易に想像できる。
我々の業界も含めて、専門家?と言いたくなるような輩が多数横行している。
我々には、『インチキ専門家』を見極める能力が求められているように感じる。