昨日、お笑い漫才日本一を決める『M-1グランプリ2021』が開催され、漫才コンビ
「錦鯉」が見事に優勝した。
このコンビの「ボケ」の長谷川さんは北海道出身で、最近は道内のテレビ番組でも
よく目にするおなじみの方である。また、同氏はこの大会の最年長(50歳)優勝
者ということでも話題になった。
「アラフィフ」の同世代としては、大変喜ばしいことである。
同世代と言えば、50歳前後の仲間と話をすると「俺たちは、江戸時代だったら
もう死んでいる年齢だ」という話題になることがしばしばある。
所説はあるようだが、「人間五十年」とは、人の一生は50年ほどだという意味
で、平家の時代から江戸時代には、平均寿命は50年と考えられていたらしい。
現代は、社会背景や公衆衛生、医学の発展などによって平均寿命はグングン延びて
「人間百年」の時代が到来しようとしている。
それでも、50歳になると前述の仲間との会話で、「痛風が悪化して定期処方を
受けるようになった」とか「肩を痛めて手術してきた」とか「血圧が高くて通院
するようになった」とか「老眼が酷くて何度も眼鏡を作り替えた」などなど
老化に伴って出現する諸問題に悩まされるようになってくる。
かくいう私も、腰を痛めてしまい病院を受診した結果、『椎間板症』の診断を受け
担当医からは「一言でいえば老化だね」と言われてしまった。
ここのところの自分自身の心身の変化を鑑みると「そういう年齢になってきたんだ
なぁ~」などとしみじみ思うことはある。
ただし、特に悲観的になっているわけではない。
年齢を重ねることによって、今まででは気が付かなかったことに気が付くことが
できるようになったり、経験による人脈の広がりによって思考や視野が大きく開け
たと感じることも多くある。
つまりは、それなりに充実した「アラフィフ」を楽しむことができている。
そうした中で、同世代の方が最年長という形で日本一を決める大会で優勝したこと
は誇らしい。
マサノリさん最高!