先週『北京オリンピック・パラリンピック』が開幕した。
新型コロナウイルス(オミクロン株)が大流行している最中の開幕とあって、いさ
さか盛り上がりに欠けているようにも感じられるが、出場選手や関係者の気苦労は
並々ならぬものがあることだろう。
そうした中で、昨日行われた新種目のジャンプ混合団体で日本を含む4か国に失格
者が出るという波乱の展開が話題となった。規定されたスーツを着ていなかった
ことが失格となった理由とのことである。
私は専門家ではないので、ルールについてとやかく言うつもりはない。
それよりも、1回目のジャンプで失格となった高梨沙羅選手が、チームに迷惑を
かけ申し訳ないという思いを胸に秘め、2回目に大ジャンプを見せたこと。そして
他の選手が高梨選手の分も挽回しようと大ジャンプを連発したことに感動した。
スキージャンプは個人競技である。
団体戦というものはあるが、サッカーやラグビーのように一つのボールを皆んなで
ゴールまで運ぶ競技とは違う。そのためチームプレイという意識が低くなるのでは
ないかと思っていたが・・。
とんでもない!素晴らしいチームプレイを見せていただいた。
我々介護の現場は、競技に例えるとスキージャンプのような個人競技とサッカーの
ような団体競技の種目がある。
しかし、新型コロナウイルス(オミクロン株)が大流行している状況においては、
チームプレイを発揮できるか否かでご利用者の生活を支えるための良質なサービス
を提供できるかが決まってくる。
そのことを踏まえると、今回のジャンプ混合団体の選手の皆さんから多大なる活力
をいただいた。
高梨さん、よく頑張ってる。素晴らしい!