北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問看護ステーションを運営するみのりの丘グループ

みのりの丘

みのりの丘代表ブログ

マスコミも新興宗教も

2022.7.28

何故マスコミは、毎日新型コロナウイルス新規感染者数の情報を流し続けているの

だろうか。

それは、そういった情報(刺激)を求めている人が一定数いるからだろう。

 

人の心理は非常にあいまいなものなので、毎日そういった情報(刺激)を与えられ

ると、理性や判断力が低下してその情報をうのみにしてしまう傾向がある。

広告や宣伝は、こうした人間の特性を利用して行っていることがある。

元首相の銃撃事件でも話題になった新興宗教も同様の手口をよく使う。

 

一切の悩みや苦労がなく毎日充実した生活を保つことができているという人は

ほぼいない。そうした、悩みや不安、不満、怒りなどの負の感情が“心の隙間”を

生み出す。そして、多くの方はその隙間を埋めるためにある種の刺激を求める。

また、主体的に刺激を求めなくても“心の隙間”に入り込んでくる輩はそこら中に

存在している。

もしも、理性や判断力が低下した状態で、ある種の刺激を求めた場合には、本人や

周囲の人にとって好ましくない結果が待っていることも少なくない。

 

その代表的なものが、『薬物やアルコール依存』であろう。

そういった刺激を摂取している間は、安堵感や高揚感が生まれて、“現実逃避”を

することができるかもしれないが、常用することによってその人の体は蝕まれて

いくことになる。

 

全ての新興宗教やマスコミが「悪い刺激」というつもりはないが、人権を無視して

私利私欲に走りがちな団体や媒体は非常に多くある。

明確な科学的根拠を示さずに“煽り報道”を続けているマスコミは、この類と言って

いいだろう。毎日煽り続けて、見る者の理性や判断力を低下させて、自分たちの

報道内容を信じ込ませたうえで、毎日見ずにはいられない状況を作っている。

 

こういった煽り報道の信者は、信じることによって本人や周囲の人にとって好まし

くない結果が待っていることをわかっていない。

それは、『新型コロナウイルスの感染症2類相当の対応』を続けることによって、

医療や介護の現場は濃厚接触による自宅待機者が溢れて慢性的な人材不足に陥り、

新型コロナウイルス感染者で病棟や救急が溢れて、生命や生活の維持が難しい病状

や障がいを持った新規患者(利用者)に適切な医療や介護サービスを提供すること

ができなくなるという結果である。

 

出来るだけ理性や判断力を保った状態で、このような煽り報道を見てもらいたい。

いかに断片的に情報を切り取っているのかが、そして非科学的な論拠で情報を垂れ

流しているのかがわかるはずである。稀に重度化してしまう方を取り上げて、まる

で日常的に多くの方がこのような状態になっているかのような報道をしていれば、

“煽りの鉄板ネタ”だろう。こんなことを言い出したら、風邪をひいて命を落とす方

だって稀ではあるがいらっしゃる。

 

どうしても理性的にこうした煽り報道を見ることができないのであれば、見ない方

がましなのかもしれない。

それほど、我々に不利益を与える存在だということである。