4年前の今日、『胆振東部地震』が発生した。
この地震では、1000名近い死者負傷者、15000棟近い家屋被害、そして
電気や水道などのライフラインが断裂するなど甚大な被害を受けた。
今思えば、真夜中で不意を突かれたこともあり、その際の対応で適切とはいいがた
い動きが沢山あったように思う。
また、備品の準備も十分とは言えず「あれがないこれがない」という思いがあった
と記憶している。真夏や真冬ではなかったことが幸いしたが、季節が違えば準備
不足が命取りになっていたかもしれないと思うと背筋が凍る思いがこみ上げる。
そして私たちは、この震災で「地震はいつどこで起こるかわからないし、どれほど
の被害を受けることになるのかもわからない。だから、日々の備えが重要だ。」と
いうことを学んだ。
しかし、年月が経過するとどうしてもそういった意識が薄くなってきてしまう。
また、新型コロナウイルス感染症の大流行といった別の備えなければならないこと
が発生してしまうとなおさらだ。
残念ながら、自然災害は「今忙しそうだからやめてあげる」とは言ってくれない。
せめて今日一日は、防災に対する意識を高く保ち、職場や自宅の点検しようと
考えている。
来月には、自主防災訓練を予定している。今一度、備蓄品や防災道具を点検して
いつ来るかわからない災害に備えたいと思う。