久しぶりの投稿となる。
特に何かあったわけではないが、何かと忙しくしており、中々投稿できずにいた。
今朝、出勤前に自宅近くのコンビニエンスストアへ立ち寄って、買い物をしていて
フッと思ったことがある。
今となっては当たり前のこととなっている『買い物袋の有料化』についてである。
30年近く前に、「福祉の先進国である北欧で最新の技術や考え方を学ぶ」目的で
北欧の数国を訪れたことがある。
滞在中に立ち寄ったコンビニエンスストア(あちらでどのように呼んでいるのかは
知らないが)で、商品を選んでレジで会計を済ませた後に立って待っていたが、店
員さんが一向に商品を袋詰めしないので不思議に思って問いかけてみたら、「袋い
るのかい?有料だよ!」てな感じで言われてしまった。
訪れた北欧では、福祉以外にもいろいろなことを学ぶことができた。『必要以上に
過剰なサービスをしないこと。環境に配慮していること。』などなど、今の日本に
求められていることそのもののように感じた。
「特別養護老人ホームに係る費用が初めて2兆円を超え、居宅介護支援に係る費用
が初めて5000億円を超えた。」という報道があった。
過剰なサービスは、ある程度裕福な方への対応としては有効であろうが、非効率的
で必要以上に人材や経費が掛かり、結果として弱者を苦しめることになると思う。
介護の必要性が比較的低い方々への手厚い対応や経済的に裕福な方に対しても低負
担な制度は今一度見直した方が良いと考える。
介護の必要性が非常に高い方々へ人材が行き届かなかったり、経済的に裕福では
ない若者に過剰な負担を強いることはなんとしても避けなければならない。
そんな学びの多い北欧だったが、残念ながら町はごみで溢れて汚かった。その点に
関しては我が国に学ぶことが多くあるように思った。