今朝は、出勤直前の『Jアラート』に驚かされた。
北朝鮮から発射された弾道ミサイルが、北海道上空を通過して太平洋に着弾したと
のことらしい。
職場でもそのことが大きな話題となったが、そのような状況で具体的にどんな対処
をすべきかということについては、千差万別だった。
その中で、「自分自身や家族の身を守ることを最優先としながらも、ご利用者の
安否確認や救護など、災害時と同様の動きをしなければならない。」と考えている
スタッフもいた。
毎年、自然災害等が発生した場合を想定した自主防災訓練を計画・実施している
ところであるが、昨今の国際情勢を鑑みると自然災害以外の有事を想定した訓練
なども計画しなければならないのかもしれない。
たとえ個人で平和でありたいと願ったとしても、相手がいる以上は自分たちだけで
コントロールできるものではない。有事が起きた時、そして起きないようにする
ためにどのような対応を取るのかによって人の真価が問われるのではないかと
思っている。
身の回りでは日常的に、虐待やイジメ、誹謗中傷、嫌がらせ、セクハラ、パワハラ
などなど争いごとやその火種となることが絶えない。残念ながら、人間は争いごと
を起こすことが得意なようだ。「戦争はいけないことだ!」と多くの人は言うが、
国家間の虐待やイジメ、嫌がらせが戦争につながっていることを考えると、自分達
の身の回りで日常的に起きていることと大きくは変わらない。
そんな愚かな行為を続けて、滅亡へと向かっていってしまうのだろうか。
そうだとすると、あまりにも空しい。