数年前、知人に誘われて韓国の東西大学で地域福祉を研究しているユン先生と食事
の場でご一緒する機会を頂いた。
偶然にも私とユン先生とは同じ年ということもあって意気投合した。(ただし、二人
とも母国語しか話せないので、翻訳アプリや片言の英語を駆使しての会話だった)
先月久しぶりに人を介してご連絡を頂き、韓国の江南区社会福祉館の職員20人を
連れて、当方の施設見学がしたいとの依頼を受けた。
当方は大型の施設ではないこともあってその依頼を受けることを躊躇していたら、
当方の「商店街という立地を生かし、地域に密着した福祉事業やインフォーマルな
活動に大変興味がある」とのお話を頂いて、視察団の受け入れを快諾した。
ちなみに、韓国の社会福祉館は、日本の社会福祉協議会と地域包括支援センターを
足し合わせたような機能を持っているらしい。
そして、今日がその視察団の来所日である。
日本と韓国の社会保障や福祉制度の類似点や相違点についての有意義な意見交換や
江別市大麻の特徴、当方の事業理念や活動内容についてご説明した。
(お土産に私の大好きな韓国のりをいただいた。スタッフみんなでおいしく頂戴
することとした。ありがとうございます!)
意見交換のあとは、当方の多機能事業所を見学していただいた。
ちょうどお昼の時間になることもあって、見学の後は「のみくい処とっかり」で
昼食を摂っていただいて解散となった。
帰りがけに、福祉館の館長から「今度は是非韓国に来てください」と誘われた。
他国の社会福祉事業はとても勉強になる。「できるだけ早くに韓国へ伺いたい」と
お返事してお別れした。
韓国視察団の皆さん、有意義な時間をいただきありがとうございました。
引率いただいたユン先生、中田先生、大変お世話になりました。
また皆さんとお会いできる日を心待ちにしております。
(でもお会いする際にはもう少し韓国語がわかるようになっておこう)