以前、こちらで取り上げた『在宅医療の本質』でも述べましたが、
自宅での生活を可能な限り続けるためには、『訪問診療と往診』の対応をしていた
だける医師が不可欠と考えております。
江別市内の現状では、
外来診療の合間に『訪問診療』を行い、緊急時の対応は『往診』ではなく、救急
対応の医療機関に委ねることが主流となっております。
病気が重度化して、医療依存度が高くなると
自らの力で『出向く』あるいは『判断する』ことが徐々に難しくなってきます。
こうした状況の中では、『なじみの関係』が重要になってきます。
普段の自分を知っている人だからこそ、不測の事態に陥った時も柔軟に対応して
もらえるものです。
これが、医療依存度の高い方が自宅で過ごす上での『安心』につながります。
この度!
外来診療の合間に行う訪問診療ではなく、訪問診療に特化したクリニックが11月に
当商店街内でオープンすることが決まりました。祝!!
江別市立病院の総合内科、町立南幌病院の院長を経て、開業することになりました
『日下勝博』先生です。
先生のおかげで、江別市の在宅医療は大幅に前進することになると期待しており
ます。