先週末、当方が運営する「デイサービスセンターみのりの丘」が、江別市による
『実地指導』を受けた。
以前に当ブログでもお伝えした通り、
介護保険制度の下で介護サービス事業を行う事業者は、5~6年に一度、指定権者
である都道府県あるいは市区町村の訪問を受けて、法令に沿った適切な事業運営が
行われているかを確認する『実地指導』を受けることとなっている。
この実地指導を『監査』と表現する業界の方もいるが、それは正しくない。
実地指導は、文字通り指導を受ける場ではあるが、行政処分を受けることを前提と
したものではなく、行政と現場との意見交換に近いものである。
介護サービスの現場では、法令を適切に理解して運営しているつもりでいても、
その解釈を間違えていたり、判断に迷っていることがある。
そのため、行政の担当者との意見交換は、日頃の事業運営を整理することができる
絶好の場となることが多い。
当日は、特に殺伐とした場面はなく、終始穏やかな雰囲気で行われていたようだ。
指導を頂く中で改めて感じたことは、理解していたつもりで運営していた内容にも
指導を受けることで「つもり」ではなく、より明確に認識することができたことが
多くあったということだ。
今回の実地指導は我々にとって、とても有意義な場となった。
とても勉強になりました。
ありがとうございます。
