大麻地区にある当方の施設は、『大麻第二住区自治連合会』に属する。
『住区』は、複数自治会(町内会)の連合体で、日常生活圏域とほぼ同義である。
『大麻第二住区自治連合会』は、約20の自治会から形成されており、約1,700世帯
がこの地域で暮らしている。
第二というくらいなので、第一もあり、ちなみに第三まである。
この『大麻第二住区自治連合会』で当月28日(日)に自主防災訓練が実施された。
私は、同自治連合会の副会長を拝命していることもあり、防災対策副本部長として
同訓練に参加した。
江別市危機対策室参事、江別市消防団員、北翔大学教授に来賓としてお越しいただ
き、大掛かりな訓練となった。
北翔大学の千里先生のご指導による『避難所生活のストレスを緩和する』ために
段ボールで簡易的な仕切りやベッド、椅子を参加者みんなで作った。
簡単に作れた割に非常に強度があることに驚かされた。
江別市消防団員のご指導の下で、『初期消火』や『人口蘇生』の模擬訓練も行っ
た。
初めて消火器を手に持ったという地域住民もいたが、不測の事態に向けた良い準備
ができたのではないだろうか。
マグニチュード7の直下型地震が発生したという想定で、8:30から開始された
この訓練(役員はかなり早くから来ていた)は昼に終了した。訓練後には、炊き出
しの想定で準備された『おにぎりと豚汁』を参加者の皆さんと頂いた。
同訓練を終えて、この地域の強みと弱みが浮き彫りになったように感じる。いつ来
るかわからない震災に対して、役員、地域住民の皆さんとともにできる限りの備え
をしたい。
願わくば、こうした震災が起きないでほしいと思うが、『備えあれば患いなし』
である。