北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問看護ステーションを運営するみのりの丘グループ

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自主防災避難訓練(大麻第二住区)

2018.10.30

大麻地区にある当方の施設は、『大麻第二住区自治連合会』に属する。

 

『住区』は、複数自治会(町内会)の連合体で、日常生活圏域とほぼ同義である。

『大麻第二住区自治連合会』は、約20の自治会から形成されており、約1,700世帯

がこの地域で暮らしている。

 

第二というくらいなので、第一もあり、ちなみに第三まである。

 

この『大麻第二住区自治連合会』で当月28日(日)に自主防災訓練が実施された。

私は、同自治連合会の副会長を拝命していることもあり、防災対策副本部長として

同訓練に参加した。

 

江別市危機対策室参事、江別市消防団員、北翔大学教授に来賓としてお越しいただ

き、大掛かりな訓練となった。

 

北翔大学の千里先生のご指導による『避難所生活のストレスを緩和する』ために

段ボールで簡易的な仕切りやベッド、椅子を参加者みんなで作った。

簡単に作れた割に非常に強度があることに驚かされた。

 

 

江別市消防団員のご指導の下で、『初期消火』や『人口蘇生』の模擬訓練も行っ

た。

初めて消火器を手に持ったという地域住民もいたが、不測の事態に向けた良い準備

ができたのではないだろうか。

 

マグニチュード7の直下型地震が発生したという想定で、8:30から開始された

この訓練(役員はかなり早くから来ていた)は昼に終了した。訓練後には、炊き出

しの想定で準備された『おにぎりと豚汁』を参加者の皆さんと頂いた。

 

 

同訓練を終えて、この地域の強みと弱みが浮き彫りになったように感じる。いつ来

るかわからない震災に対して、役員、地域住民の皆さんとともにできる限りの備え

をしたい。

 

願わくば、こうした震災が起きないでほしいと思うが、『備えあれば患いなし』

である。