先週、当方の看板犬『もじぃ』の去勢手術が行われた。
前回の骨折の時と同様に、縫合部を齧らないようにエリザベスカラーとかいう
でっかい首輪をつける羽目となった。(ただし、今回は硬いプラスチックの物では
なく、布製品なので抵抗が少ない様子である。)
去勢とは、人や動物の生殖器を切除して生殖不能な状態にすることをいう。
何とも残酷な行為と思うが、その歴史は古く、人間に対しては刑罰として行われて
いたこともあったそうだ。
現在も異常な性犯罪者に対して、去勢を行う国がいくつかあるらしい。
この去勢、罰として行われるだけではなく、男性歌手が高音のソプラノボイスを
維持するためであったり、性同一性障害の方が自ら行う等、目的は多様にある。
雄犬の場合はというと、
マーキング防止、発情中のストレス軽減、生殖器の病気の予防などが主な目的と
言われている。
ここで、その行為の賛否を問うつもりはないか、人間中心社会で生きていくうえで
「安全・安心」を担保するということは何とも窮屈なことかと思ってしまう。
いずれにしても、術後も暴れることなく落ち着いて過ごしている看板犬を見て一言
「もじぃ」はえらい!