新天皇のご即位日にあたる5月1日を今年に限って祝日とすることが決まり、
今年のゴールデンウィークは10連休となるそうだ。
観光業や飲食業、それらに付帯した業種などが活性化して日本経済が元気になる
ことは大いに歓迎できる。
「ここが勝負どころ。」と考えて、休まず営業し「後で休みを取ろう。」という
ところもあれば、規模の大きな企業では職員が時期をずらして連休を取るという
ところもあるだろう。
規模が比較的小さな『介護事業』を運営する企業はどうだろうか?
日常生活全般にわたって支援を必要としているご利用者にとっては、連休やお盆、
正月であっても支援を必要としている。
また、ご利用者を支えるご家族が、連休等も関係なく仕事をしている場合には
いつもと変わらぬ支援を必要とする。
さらに、比較的規模が小さな企業であれば、交代で連休を取ると言っても限界が
あるだろう。
自分たちが、連休を取れないことに卑下しているわけではない。(いや、ちょっと
卑下している・・・)
ただ、多くの方々が気持ちよく連休を取ることができるために下支えをしてるこの
業種をもっと大切に思っていただきたいと考えるのである。
経営者としては、連休にもかかわらず、誠実に業務に従事しているスタッフへ感謝
と敬意を表するとともに、事業規模の拡大を図り、全てのスタッフが交代で連休が
取れる状況を作りたいと心に誓うのであった。