北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問看護ステーションを運営するみのりの丘グループ

みのりの丘

みのりの丘代表ブログ

無駄遣い

2019.3.26

最近、コンビニエンスストアのフランチャイズ店オーナーと運営本社との間で

24時間営業の見直しについてもめているニュースがよく流れている。

 

私が幼いころ、『セブンイレブン』の営業時間は、文字通り午前7時から午後11時

までだったと記憶している。

 

それが、いつごろからかどこの地域でも24時間営業が当たり前になっていた。

 

私も学生時代に、24時間営業のコンビニエンスストアの深夜帯にアルバイトをして

いた経験があるが、深夜帯の数時間はほとんど来客がなかった。

 

ニュースの解説者が、「24時間の営業は昼間の集客につながるので経営戦略として

有効な手段である。」とか言っていたが、深夜帯の数時間の営業は、限られた人材

の有効活用、エネルギー資源の無駄遣いなどの点から、有効とはとても思えない。

 

ミクロな視点で見れば、「徒歩圏内にたくさんのコンビニがあると便利!」という

ことになるのだろうが、マクロな視点で見れば、「人材や資源がコンビニ業界へ

流れて、こちらへ回ってこない。」ということになるのではないだろうか。

 

無駄が多いと言えば、我々介護福祉の業界も同様である。

国が「業務の効率化、ペーパーレス」などと提言しているが、ペーパーレスを進め

るために膨大な書類を作成しなければならないとは、開いた口が塞がらない。