来週月曜日には、『新元号』が発表される。
日本では国や地方自治体を中心に『和暦』がオフィシャルに使われることが多い。
また、『年度』の括りが4月~翌年3月としていることも多い。
つまり、平成31年度は4月しかなく、新元号の初年度は5月~翌年3月ということに
なる。なんとも、ややこしい。
グローバル化が進んでいる現代においては、『西暦』にシフトして対応している
企業も増えてきているが、まだまだ『和暦』は根強い。
通所介護(デイサービス)などではよく、毎朝「今日は何の日?」をご利用者と
ともに振り返り、その時代を懐かしんだり、そのころの自分と重ね合わせて歴史を
振り返るといった活動を取り入れている。
私もまだ若かりし頃に「今日は何の日でしょう~。」とご利用者とたのしんでいた
が、その際にある方から「西暦で言われてもピンとこない。」と突っ込まれたこと
を思い出した。
たまたま使用していた資料が和暦ではなく西暦の表示だったため、そのまま読んだ
ことで受けた突っ込みである。
それからは、和暦に変換して伝えたり、和暦と西暦を併用して伝えることとした。
しかし、明治生まれの人からすると、
『大正、昭和、平成、そして新元号』と五つの元号を跨ぐこととなる。
そのうち、「和暦で言われてもピンとこない。」と突っ込まれることの方が増えて
くるのではないかと思ってみたりする。