10連休も終わり、町もようやく通常どおりとなってきた。
当方は特に連休はなく、この間も通常営業をしていた。
そんな連休中に、自宅で見取り介護をされていた方がお亡くなりになられた。
初七日が終わり、落ち着いたころに再度ご自宅へ手を合わせに伺った。
残されたご家族との会話で
「みのりの丘さんや訪問の先生には大変助けられた。最後は自宅でと覚悟を決めて
望んだが、予想外のことばかりでこのまま自宅で看ることに不安を抱えていた。
しかし、皆さんの心のこもった対応と休日や夜間を問わず、嫌な顔一つせずに対応
してくださったことが何より勇気を与えてくれた。
悔いなく最後まで自宅で看ることができて本当に良かった。」
ご利用者が亡くなられたことは非常に残念ではあるが、ご家族と最後まで自宅で
過ごし、看ていたご家族も悔いなく満足できたことが何より良かった。
ご家族が
「見取りの介護をしている間、中断していたピアノのレッスンを来月あたりから
再開しようと思う。」
と、どこか寂し気な笑顔でおっしゃっていた表情が印象的だった。
ご利用者に対してはもちろんのことご家族に対しても『寄り添う支援』を今後も
継続していこうと心に誓った。