先日、参議院選挙の案内はがきが自宅に届いた。
7月21日投開票(期日前投票は先週から始まっている。)となっている。
一国民として、一経営者として、政治は切っても切り離せない。
そのため、投票には当然行こうと考えている。
しかし、身近な方々と話をしていると
「現与党は、やりたい放題で信用できない。」
「かといって、非現実的なことばかり主張する野党はもっと信用できない。」
「応援したい人もいないし、投票へ行っても何かが変わるわけではないので、
投票所へは行かない。」
「だれに投票していいかわからないから、とりあえず顔や名前を知っている人に
入れる。」
という方々が非常に多い。
いずれも、ごもっともな意見かと思うし、私も少なからず同じような考えを持って
いる。
いまさら、「投票は国民の義務だから行きましょう。」などというつもりはない。
ただ、『現与党のやりたい放題や野党の非現実的な主張』を許しているのは、
ほかならぬ投票を放棄した人たちが大勢いるからだろう。
政治家や官僚に限らず、人は誰かからも関心を示されなければ、自分のやりたい
ように行動するものである。
でも、「だれに入れていいかわからない。」場合はどうしたら良いのか。
一つの方法として、『白票を投じる』ことにあるように思う。
つまり、政党や候補者の名前を書かずに白紙を投じるのである。
これは、政党や各政治家といった区分ではなく、現在の政治の在り方にNO!を
突き付ける大きなメッセージである。
白票はそれほど重みがあると私は考えている。