今日は、『戦没者を追悼し平和を祈念する日』、俗にいう終戦記念日である。
終戦の後に平和憲法と称される『日本国憲法』が制定され、現在に至っている。
そして、その憲法が世界情勢の変化等に伴って「改正」の必要があるのではないか
という議論が起きている。
世界を見渡すと、こうした『改正の是非についての議論』が起きるのは日本ぐらい
のもので、他の国は世界情勢に合わせて柔軟に改正している。
そのため諸外国からは、日本国憲法は未改正の成文憲法としては、「世界最古」と
揶揄されている。
どのように改正すべきかについて、この場で論じるつもりはない。
ただ、日本国民は長年にわたって、憲法改正をタブー視しすぎたように思う。
言い方を変えれば、憲法に興味を持たないようにしてきたように思う。
憲法は、政治家や学者にとっての『言葉遊び』の道具であってはならず、我々国民
のためのものでなければならない。
平和な生活を求めるのであれば、憲法により興味を持つべきではないだろうか。