北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問看護ステーションを運営するみのりの丘グループ

みのりの丘

みのりの丘代表ブログ

共に生きる

2019.9.11

先日、大変お世話になっている地域の方からの相談があった。

 

「高齢者クラブに参加しているある方が、失禁をしている状態でお越しになること

が多く、周囲も気遣いながら対応しているが上手く行かない。どう対応したら良い

のかわからず困っている。」とのことだった。

 

『住み慣れた地域、通いなれた場所、長年交流がある知人や友人』とは、

人が暮らしの中で育んできた情緒的な結びつきであり、最も大切にしていることの

一つであろうと思う。

 

しかし、

病気や加齢、障がいなどによって、自分にとって心地よいはずの環境が一変して

しまうことがある。

 

そうした変化も含めて、情緒的な結びつきを継続することが『共に生きる』という

ことなのではないかと思っている。

 

そのためには、病気や加齢、障がいといったことへの理解を深めることが不可欠

ではないだろうか。

 

近日、同高齢者クラブで講話をすることとなっており、『共に生きる』をテーマに

お話をしたいと考えている。