台風、台風、台風と続いている。
今月5日に関東地方へ上陸した台風15号は、甚大な被害をもたらした。
観測史上最大の風速を記録したこの台風の影響は、その復興が未だに進んでいない
との報道を見ても、その被害は想像をはるかに超えるものだった。
そして今度は、台風17号が日本列島を縦断しており、今日にも北海道へ上陸する
進路を取っていた。
台風から温帯低気圧へ変わったが、勢力はさほど衰えてはいないようである。
そんな中で、当方が運営する事業所では、今まで実施していた『防災・避難訓練』
の在り方を大幅に見直すこととした。
今まで実施してきたものが、現実とはかけ離れた想定であったり、アリバイ作りの
ようなものであったことを深く反省した。
断水・停電を想定した実戦形式の訓練はもちろんのこと、避難所として設定されて
いる近隣の小学校への模擬避難、また当方の事業所が避難所となる可能性もある
ことを想定した訓練や備蓄品の管理など、できるかぎり現実に起こりえる状況で
実施しようと考えている。
備えても、備えても、それを上回るのが天災である。
そのことを肝に銘じて準備したい。