月: 2018年8月
2018.8.31
毎週金曜日に開催している地域交流カフェを今回も紹介します。
今週も先週に引き続き、酪農学園大学の学生に来ていただきました。
先週同様に自己紹介をしていただきましたが、初恋の人の名前を言うといった
中々、身を削った紹介でした。
食事の前には、『三大栄養素』について、皆さんと勉強です。
先週は、こちらで調理した食事を皆さんで食べながらの団らんでしたが、今回は
食材を持込いただいて、参加者の皆さんと作るところから!
杉村先生も参戦!
上手にできました。
それを
美味い!
杉村先生、学生の皆さん本当にありがとうございました。
2018.8.30
今週、岐阜市の病院で入院中の患者さん5名が、熱中症が原因ではないかとのこと
で亡くなられたという報道がされております。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
熱中症となった主な原因が病室にあるクーラーの故障とのことで、十分な対応を
しなかった病院に対して、警察が殺人の容疑で家宅捜索を行うとのことでした。
北国の北海道にいる私としては、『クーラーの故障を放置=殺人容疑』は今一
ピンときませんが、『冬に暖房の故障を放置=殺人容疑』は理解できます。
ここのところ、本州の気温が40度に達したといった報道を耳にすることはありまし
たが、今や本州から南の夏の暑さは、北海道の冬の寒さに匹敵するほど、殺人的な
猛威を振るっているということのようです。
しかし、
この報道で気になることとしては、
テレビの解説者なる方々が、「そういう時は、すべての患者さんを他の病院へ転院
していただくか、他の病室へ移動していただくべき。」とか、「無責任極まりなく
殺人罪が妥当だ。」といったものです。
1人や2人ではない患者さんの他院への転院が、そう簡単にできることだろうか?
また、施設基準で決められている1室あたりのベッド数を違反することが容認される
のだろうか?
故意に死亡させたという状況なのだろうか?
そもそも、クーラーの故障に対する備えが必要という報道や解説がテレビ等で一度
でもされたことがあるのだろうか?
国も国民もこういった事態が起きてから初めて気が付いたのではないだろうか。
当方の施設は、暖房機が故障した際に代用するポータブル式の暖房機を備えてあり
ますが、それで十分かどうか今一度確認する必要があると感じました。
また、
自宅や職場にある機器類は、ほとんど電気を使用して起動するものばかりですから
災害などの不測の事態を想定した備えも必要となるでしょう。
いずれにしても、
事が起きてからではなく、起きる前にどれだけ備えることできるかが重要という
ことになるでしょう。
2018.8.29
先日、もうすぐ100歳になる方のご自宅へ訪問面談に伺いました。
その際に、その方が
「いやぁ、生きるって大変だよね」とおっしゃってことが何とも言えず印象に
残っておりました。
その方の年齢を考えるとその言葉にはとても重みを感じましたし、これまで沢山の
ご苦労を経験されてきたことかと思いました。
人間をやっている以上は、様々な場面で挫折や失望、絶望を味わいます。また、
年を重ねてステップを踏んでいくうえで障害や壁に当たることもあります。
いっそ、人間やめて、何もしなければ楽に生きられるのか・・というとそうでも
ないように思います。
そんなことを考えている時に
以前、ご利用者のご家族に「うちの母が100%転ばない方法を考えてください。」
と言われたことを思い出しました。
私は、「ベッドに縛り付けて、自力では動けないようにすれば、転倒を防ぐことは
できますよ。」と些か嫌味っぽく答えました。そして、「生活して、何かことを
起こす以上は、リスクが必ず伴います。そのなかで、リスクを軽減しながらも、
その人らしく生きることとリスクを常に天秤にかけて選択していくことになると
思います。」と付け加えました。
つまりは、
『生きがい』=『安楽な人生』ではないと思っております。
来春には、新卒者が当方に就職されます。
是非とも、仕事やプライベートに『やりがい』を持ちながら、時には挫折し、壁に
ぶち当たりながら、成長していってほしいと願っております。
2018.8.24
こちらで何度も紹介している
毎週金曜日に開催している地域交流カフェを今回も紹介します。
今日の食事前のイベントは、江別市内にある『酪農学園大学』の学生による講話と
クイズを参加者とともに楽しみました。
参加者へお土産までご用意いただきました。
イベントの後は、いつものように皆さんで食事の準備です。
皆さん、慣れたもので役割も出来上がっているようです。
学生の皆さんと一緒に食事と団らんです。
来週も引き続き、『酪農学園大学』の学生にお越しいただき、一緒に食事作りを
する予定です。
学生の皆さん、杉村先生ありがとうございました。
来週もよろしくお願いいたします。
2018.8.23
先日、私が独立を考えていたころに出会った経営者であり、人生の先輩から繰り
返し言われていたことをフッと思い出していました。
それは、
「組織はとにかく、人・金・物が重要だ!それらを大事にしない経営者の下では
その組織は発展しないし、場合によってはすぐに潰れる!」という教えでした。
その当時は、「ふ~ん」程度にしか思っておりませんでしたが、今は心にしみて
おります。特に『人』が何より大切だということを身に染みて感じております。
会社を設立・運営するにあたってご支援くださった方々や地域の皆さん、当方の
サービスをご利用くださっている方々、公私ともに私たちをご支援くださっている
方々などなど・・・数え上げればきりがないぐらいに多くの方々の下で、私たちの
事業が成り立っていることを痛感します。
そして、
当方のNPO法人には24名のスタッフが、株式会社には17名のスタッフがそれぞれ
勤務しておりますが、
法人開設して7年半、着実に事業を拡大して、地域の皆様に多少は?認めていた
だける組織となった事は、ひとえにこのスタッフのおかげと思い、感謝しており
ます。
今年度、当方としては初となる大学新卒者を採用する運びとなっております。
社会経験がほとんどない者をスタッフとして招き入れることは、社会的にも責任が
重大であると感じております。
新たに加わるそのスタッフとともに、事業の安定と地域の発展に少しでも寄与でき
るよう引き続き邁進する所存です。
2018.8.22
この時期の国民的なイベント?といえば
高校野球を挙げる方も多いのではないかと思いますが、
昨日、その決勝戦が行われ、大阪桐蔭高校が見事に優勝いたしました。
おめでとうございます!
同校のOBとして有名な方は、日ハムの中田翔選手ですが、お祝いのコメントを出し
ていたようです。
しかし、
同じ北国に住んでいるものとしては、秋田県代表の金足農業高校に優勝して
ほしかったなぁ~っと個人的には思っておりました。
そんな北国である北海道の夏は非常に短いので、あと数週間もすると秋の装いに
早変わりします。
当方では、ご利用者や地域の皆さんと楽しむことができる秋のイベントを準備して
おります。
その第1弾が、9月7日(金)に開催する『沖縄三線島唄ライブ』です。
演者は、沖縄民謡唄者『稲嶺盛玄』さんです。
昨年も当方の施設へお越しいただき、大好評でした。
今年もあのパワフルな歌声を聞くことがとても楽しみです。
皆さん、ぜひお越しください。
2018.8.21
先日、当方のご利用者のご家族からこんな相談がありました。
*個人が特定されないように若干内容を脚色しております。
Aさん「裁判所から書類が届いたんだけど、なんだかよくわからない。昨日から妻
と二人で処理することができず、パニック状態になっている。こちらへ来て書類を
見てもらえませんか?」とのことでした。
「何か、新手の詐欺かなぁ」などと頭に浮かべながら、急いでご利用者宅へ向かい
ました。
到着してすぐに書類を拝見したところ、『遺産相続にかかる相続税の支払い』に
ついての内容でした。
よくよく話を聞いてみると、この家族が、最近亡くなられた叔母の遺産相続人に
なっているとのことでした。
書類の内容をくまなく確認しましたが、詐欺の類では全くなく、担当弁護士から
の正式な書類でした。
また、相続する金額が中々の高額であったため、相続税もそれなりの金額でした。
今回の相談を受けて、改めて感じたことは、
介護支援専門員が受ける相談内容は、介護と直接的に関連が少ないことがとても
多いため、それに伴って、介護支援専門員には幅広い知識が要求されるということ
と、
このご夫婦のように、高齢で近隣に家族がおらず、相談ができる身近な方が全く
いない方々には、幅が広く柔軟な支援が必要になるということです。
2018.8.20
8月18日(土)に、当方の事業所がある東町商店街内で、みのりの丘夏祭りを開催
いたしました。
連日続いていた雨が嘘のように晴れ渡って、絶好のお祭り日和となりました。
こんなに大勢の方々にご来場いただきました。感謝!
ステージでは、様々なゲストにお越しいただいて、お祭りを盛大に盛り上げて
いただきました。
大麻夢太鼓のみなさん 北翔大学よさこいチーム
おじさんバンドの方々 ん?おじさんじゃない
出店も頑張って出しました。
焼鳥、たこ焼き、ビールにジュースなどなど ん?この職人は誰だ?
皆さん、ご来場ありがとうございました。来年もやったるで~!!
2018.8.16
当方では、地域支援事業の一環として
生活支援サービスの活動を行っております。
このサービスは、
介護保険サービスやその他の行政サービスを受けるほどではないけれど、ちょっと
手伝ってほしいと思うような困り事を有償ボランティアとして支援する活動です。
ボランティア活動に参加してくれているのは、地域の一般の方々や市内の大学生な
どで、約20名の方が登録してくれております。
主な活動内容は、
ゴミ捨てや窓ふき、物置の片づけといった自宅へ訪問して行うものや高齢者施設へ
の慰問など多岐にわたっております。
予てから、ボランティア活動は、
家族や友人以外の第三者がかかわる場合には、『有償』にすることが、受け手に
とっても担い手にとっても、様々な観点から負担が少ないと考えておりました。
そのため、
こちらの生活支援では、15分100円という料金設定でサービスを提供しており、
その半額をボランティアへ支給しています。
また、当方が商店街内にあることから
ボランティアへ支給する対価は、現金ではなく、商店街の協賛店で使用することが
できる商品券を発行しております。
地域の方々がより住みよいと感じていただけるまちづくりと商店街の活性化を目的
としたこの活動ですが、開始して間もないこともあり、登録ボランティアがまだ
まだ足りない状況にあります。
ご興味のある方!この活動へ参加してみませんか?
2018.8.15
今日がお盆休みの帰省ラッシュのピークで、高速道路などの渋滞が見込まれると
テレビのニュースで報道されておりました。
毎年、お墓参りの道中の交通事故で大けがをされたり、お亡くなりになる方の報道
を目にします。
日頃、あまり自動車の運転をしない方や走りなれない場所の運転は、何かと危険が
潜んでおります。
特に車の運転をされる方々は十分に気を付けていただきたいと思います。
ところで、
よく、ご利用者やそのご家族から「そちらのお盆休みはいつからですか?」との
問い合わせを受けることがあります。
私がこの業界に勤めて二十数年が経過する中で、『お盆休み』が規定されている
組織に属したことが一度もなく、施設は暦通りに営業されていました。
そのため、
この時期のお墓参りや里帰りは、有給休暇を取得するか、シフト上の休みを利用
して行っておりました。
ご利用者やそのご家族の日々の暮らしを支えることを業としているものとしては
特に抵抗もなくここまで仕事をしてきました。
そんな中で、
ご利用者のお墓参り事情が年々変わってきているような印象があります。
「連れて行ってくれる人がいない。」、「体が不自由で遠方の実家まで行くことが
難しい。」などの理由でお墓参りへ行かない(行けない)方々が増えてきてます。
そうした状況を踏まえると、
『お墓参りへ一緒に行く』という支援も我々が部分的に担っていくべきところまで
来ているのではないかと考える今日であります。