北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問看護ステーションを運営するみのりの丘グループ

みのりの丘

みのりの丘代表ブログ

月別: 2018年8月

給食センターみのりの丘

2018.8.14

昨年の8月に開設した給食・配食サービス事業(事業所名:給食センターみのりの

丘)が開設してちょうど1年を迎えました。

 

それまでは、

デイサービス(通所介護)の利用者への食事提供は、札幌市の業者へ外注して

おり、小規模多機能型居宅介護の利用者への食事提供は、スタッフが交代で作って

おりました。

 

それぞれに様々な弊害があって、「利用者の皆さんへもっと美味しくて、温かく、

スタッフへの負担を少なくした食事の提供がしたい!」との思いを持ってました。

 

構想3年、ようやく厨房スタッフやスペース、仕入れ業者などを確保することが

できて、開設という運びになりました。

開設当初は、不慣れなことも多くて、様々な立場の方々に迷惑をかけながら、

なんとか営業することができました。

 

 

3か月が経過したあたりで、

食事内容も充実して、評判の給食センターになっていきました。

そして、

近隣の自治会から、「自治会で主催する『愛のふれあい活動』で提供する食事を

そちらで作ってほしい。」というありがたいご依頼を受けることになり、これまで

に4自治会のご依頼に応えてきました。

 

こうした評判がさらに広がり、「夕食用の弁当を作ってほしい。」との要望を受け

て、今年に入ってから配食サービスも行うことになりました。

 

今では、

月間延1,600食以上の食事を提供する事業へと発展してきました。

 

今後も、

当方のサービスの利用者や地域の皆さんの食を支える事業であり続けるために、

ひたむきに努力してまいりたい所存です。

社会福祉実習の受入れ

2018.8.13

今年度から社会福祉士の国家資格取得を目指す大学生の実習を受け入れることに

なりました。

 

この実習の主な目的は、

実習生が事前に準備した『実習の課題』について現場の経験を通じて明確化ある

いは解決していくことにあります。

 

そこで、

『実習の課題』を絞込むために、本実習に入る前の数日間の事前実習を行います。

大学で学んだ社会福祉にかかる課題や取組みをより具体的にイメージ化するうえで

この実習はとても有効なものだと感じます。

 

そして、

今日から事前実習を終えた市内の大学3年生1名が約1か月間の予定で、当方のデイ

サービスセンターへ本実習にいらしております。

 

教室の中だけでは見つけにくい、支援を必要とする方々を取り巻く社会環境の実情

や課題をたくさん吸収していただきたいと願っております。

 

また、

丁度、この実習期間中に商店街内で夏祭りを開催することになっていたので、大学

側と協議して、このお祭りにも参加していただくこととなりました。

『お祭り』もまた、地域の様々な実情や課題を知ることのできる絶好の場ではない

かと考えております。

 

 

将来、社会福祉に携わるであろう若者との出会いに感謝するとともに、この大学生

の未来に大いに期待したいと思います。

地域交流スペースたんぽぽ(アンチエイジング教室)

2018.8.10

以前にも紹介しました

毎週金曜日開催している地域交流カフェを今回も紹介します。

 

今日の食事前のイベントは、『アンチエイジング教室』です。

当方の訪問看護ステーションに所属する理学療法士が講師で、『ロコモティブシン

ドローム』についての講話と実践指導を行うようです。

 

 

 

イベントが終わると皆さんとの食事会です。

例によって、地域のボランティアの方々や参加者と一緒に会場作りと食事の準備

 

今日は、まだ大学生だった頃にボランティアとして来てくれていた二人が社会人と

なり、夏休みを利用してきてくれました。

 

 

今日はこのようなメニューになっております。いつも美味しそう!

 

皆さん、是非立ち寄ってみてください。

訪問看護ステーションみのりの丘

2018.8.9

当方は、

平成25年5月から『訪問看護』(事業所名:訪問看護ステーションみのりの丘)の

指定を受けて、事業を開始しています。

 

この『訪問看護』とは、

病気や障がいを持った方々が住み慣れた地域や自宅でその人らしく療養生活を過ご

すことができるように、医師の指示に基づいて、看護師やリハビリの専門職が生活

の場へ訪問して、必要な看護処置やケア、リハビリテーションを提供するサービス

です。

 

 

長年、在宅介護の現場に携わる中で、「もう少し、在宅で医療的フォローがあれば

望まずして、自宅を離れて病院や施設へ移らずに済んだのに」と苦汁をなめる経験

を幾度もしてきました。

 

そんな経験から

独立した暁には、介護系サービスだけではなく、医療系サービスも併せて行おうと

心に決めておりました。

 

開設から5年が経過して、スタッフも増えて(看護師7名、理学療法士2名、言語聴

覚士1名)より多くの方々の支援に携わることができるようになってきました。

 

また、

このような在宅における医療の専門家は、患者(利用者)にとって有用な存在で

あるだけではなく、一般の地域住民にとっても“宝”であると考えておりました。

 

そこで、

当事業所は、『まちの保健室』をめざして、「病院に行くまでもないけどちょっと

心配」と思うような悩みや困りごとを気軽に聞くことができるように地域へ出向き

様々な活動を行っております。

 

 

自らが“宝”であると自負するのではなく、地域の皆様から「わが町の宝だ!」と

心から感じていただけるように今後も活動してまいりたい所存です。

東町ニュープラザ商店街(歴史)

2018.8.8

当方は、江別市の大麻地区と野幌地区の2拠点で事業を運営しています。

 

そして、大麻地区の拠点は、「東町ニュープラザ商店街」の中に事業所が

あります。

 

50年前は、「ニュー」だったと思いますが、現在は・・・

シャッターが閉まったままの閑散とした風景に夕日が相まって、中々の黄昏具合を

醸し出しております。

 

約50年前のベッドタウン構想で、戸建てや集合住宅が所狭しと立ち並び、その近隣

には商店街ができて、多くの方々でにぎわっていたそうです。

(写真50年前)            (写真現在)

 

 

寂しくなってきた商店街を少しでも盛り上げようと、様々な立場の方々が

活動しております。

 

私たちもその一躍を担いたいとの思いから、8月18日(土)に商店街内で

夏祭りを開催いたします。

 

多くの方のご来場をこころより、お待ちしております。

 

 

小規模多機能ホームみのりの丘(課題)

2018.8.7

昨日に引き続き、『小規模多機能型居宅介護』について書いてみたいと思います。

 

前回、『小規模多機能型居宅介護』について

『通い』を中心として、要介護の様態や要望に応じて、随時『訪問』や『泊り』を

組み合わせて一体的に提供するサービスで、

一般的な在宅介護サービスに置き換えると、『通い』=通所介護(デイサービ

ス)、『訪問』=訪問介護(ヘルパーサービス)、『泊り』=短期入所(ショート

ステイ)になると紹介しました。

 

もう一つの特徴としては、

一般的な在宅介護サービスを利用する場合には、居宅介護支援のケアマネージャー

や地域包括支援センターの職員が当該利用者を担当して、介護サービス計画(ケア

プラン)を作成し、必要な在宅介護サービスの事業所を調整します。

 

『小規模多機能型居宅介護』には、事業所の中にケアマネージャーがいますので、

一般的な在宅介護サービスから『小規模多機能型居宅介護』へ利用を変更する

場合には、居宅介護支援のケアマネージャーから『小規模多機能型居宅介護』の

ケアマネージャーへ担当が変更します。

 

しかし、

居宅介護支援のケアマネージャーの中には、『通い』=通所介護(デイサービ

ス)、『訪問』=訪問介護(ヘルパーサービス)、『泊り』=短期入所(ショート

ステイ)と、今まで自分が担当していた時とほとんど変わらないサービスを利用

することになるのに、わざわざ担当を変更する必要がないと考えて、

『小規模多機能型居宅介護』へ紹介しない方がおります。

 

結果として、

全国の『小規模多機能型居宅介護』の多くは、慢性的な利用者不足で、経営が成り

立たず、その中には事業所を閉鎖してしまうところもあります。

 

こうした背景を鑑みて、

江別市内の『小規模多機能型居宅介護』事業所の集まりである連絡会では、

居宅介護支援のケアマネージャーや地域包括支援センターの職員に対して、昨日

取り上げたような、『小規模多機能型居宅介護』の特徴や長所を周知する活動を

始めました。

 

こうした活動が結果を生むまでには、まだまだ時間がかかると思いますが、

より多くの方々に『小規模多機能型居宅介護』をご理解いただき、多くの利用者

が在宅生活を継続することができるように、努めていきたいと考えております。

 

 

当事業所では、随時見学や相談を受け付けております。

お気軽に担当者までご連絡ください。

 

小規模多機能ホームみのりの丘(魅力)

2018.8.6

先週に引き続き、『小規模多機能型居宅介護』について書いてみたいと思います。

 

前回、『小規模多機能型居宅介護』の特徴として

・なじみの同じ介護者(スタッフ)が通い、訪問、泊りの全てに対応する。

・通いなれた場所で泊まることもできる。

・24時間、365日切れ目なくサービスを提供する。

を挙げました。

 

 

現在ご利用されている方で、こんな例がありました。

 

90代の男性、妻と二人暮らし

こちらのサービスを利用される前までは、ご自分で買い物、妻と二人分の調理を

一人で行っておりました。

 

しかし、加齢と持病のひざ痛の悪化などにより、買い物や調理が十分にできなく

なってきたところで、訪問介護(ヘルパーサービス)を利用することになりまし

た。

そのころから外出の機会も減り、部分的にできるはずの調理もほとんどやらなく

なってしまいました。

 

そんな折にご縁があり当事業所を利用されることになりました。

 

元々、体を動かすことが好きだった方なので、『通い』サービスの体操やゲームに

は積極的に参加されていました。

ただし、自宅では調理をほとんど行っていないことは変わりありませんでした。

 

そこで、『通い』サービス中にスタッフが、その日の夕食は何を食べたいかを聞き

自宅の冷蔵庫には無いものを「一緒に買いに行こう。」と誘い出して、近くのスー

パーへ出かけました。

 

1年前までは、買い物へも行っていたため、スーパーへ行くと自分の目で見て、手に

取り、商品を吟味して買い求めました。

 

『通い』サービスが終了して、自宅へ送り届け、引き続きスタッフが『訪問』サー

ビスに入り、夕食の支度を始めることになったのですが、その際に「せっかく自分

で吟味して買ってきた食材だから、一緒にご飯支度しましょう。」と台所へ誘いま

した。

 

すると、「久しぶりにやるか。」といって、台所に立って慣れた手つきで、コメを

研ぎ始めました。

 

この方は、今でも元気に当事業所を利用されております。また、台所にも立って、

スタッフと一緒に調理しております。

 

こういった支援が実現できることが、『小規模多機能型居宅介護』の特徴であり、

魅力であると感じております。

 

そんな魅力あり、事業ではありますが、いくつかの課題も抱えております。

あすは、そんな課題について、書いてみたいと思います。

小規模多機能ホームみのりの丘

2018.8.3

当方は、

平成26年6月から『小規模多機能型居宅介護』(事業所名:小規模多機能ホーム

みのりの丘)の指定を受けて、事業を開始しています。

 

この『小規模多機能型居宅介護』とは、

『通い』を中心として、要介護の様態や要望に応じて、随時『訪問』や『泊り』を

組み合わせて一体的に提供するサービスです。

 

一般的な在宅介護サービスに置き換えると、『通い』=通所介護(デイサービ

ス)、『訪問』=訪問介護(ヘルパーサービス)、『泊り』=短期入所(ショート

ステイ)ということになります。

 

前述の3つの在宅介護サービスを併用することが、『小規模多機能型居宅介護』を

利用することと決定的に違うのは、

・対応する介護者(スタッフ)が全て違う人になる。

・通いと泊りとでは過ごす場所(施設)が変わる。

・契約で定めたサービス提供時間以外の対応はしない。(一部例外あり)

といったことです。

 

言い換えると『小規模多機能型居宅介護』は

・なじみの同じ介護者(スタッフ)が通い、訪問、泊りの全てに対応する。

・通いなれた場所で泊まることもできる。

・24時間、365日切れ目なくサービスを提供する。

ということです。

 

病気や障がいが重度化するほど、家族介護者が少なく(弱く)なるほど、バラバラ

なサービスを途切れ途切れに利用することに不安や煩わしさを感じてきます。

 

 

一所で多様なサービスを切れ目なく利用できることで、今までであれば、あきらめ

なければならなかった在宅生活の継続が実現できるとして、『小規模多機能型居宅

介護』は、在宅サービス最後の砦などと表現されることもあります。

 

このサービスは、

平成18年4月の介護保険法改正時に生まれた新たなサービスなので、介護保険制度

が始まったばかりの平成12年には無かったサービスでした。

しかし現場にいた私は、その当時から「こんなサービスがあったらいいのになぁ」

と妄想しておりました。

 

ですから、

制度化された時には、飛び跳ねるように喜びましたし、将来独立して事業を行う

ことになったら、『小規模多機能型居宅介護』をやろう!と考えておりました。

 

独立4年目にして、ようやく立ち上げることができたこの事業ですが、

今日では、その魅力や運営の難しさを語りつくすことができないので、

続きは来週に!

 

施設見学会

2018.8.2

7月24日に開催した合同企業説明会の参加者を対象に施設見学会を企画しました。

 

当方の職員が通所介護(デイサービス)と小規模多機能型居宅介護の機能や違いに

ついて説明した後で、施設の中を見学していただきました。

 

 

見学の後は、普段利用者の方々へ提供している食事を食べながら、職員と談笑!

 

今回の見学会が、

未来の江別の地域福祉やみのりの丘を支えてくれる出会いであることを切に願う

ばかりです。

すみれ会

2018.8.1

みのりの丘では、

施設の地域交流スペースで、毎週水曜日に趣味サークル『すみれ会』を開催して

おります。

 

気の合う仲間で集まって、詩吟や大正琴の演奏、折り紙や刺し子といった手先を

使った創作など多岐にわたる活動をしています。

 

参加者の中には、詩吟や習字の師範、創作活動ではプロ顔負けの技術を持つ方など

もいらっしゃって、講師いらずのサークル活動となっています。

 

 

皆さんは、合言葉のように「頭と手先を使っておけば、ボケないんでしょ。」と

いいながら、和気あいあいと活動に参加しています。

 

特別に制限は設けておりませんので、お近くの方は気軽に立ち寄ってください。