北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問看護ステーションを運営するみのりの丘グループ

みのりの丘

みのりの丘代表ブログ

月別: 2019年1月

つかの間の休日

2019.1.30

年末年始は何かと忙しくしていたこともあり、まとまった休みを取ることができ

なかったが、ようやく少し落ち着いてきたので、1泊2日の小旅行へ出かけた。

 

出かけた先は、何度か訪れたことがある温泉宿であったが、看板犬もじぃを連れて

伺うのは初めてだった。

 

その宿には、看板犬『モコ』ちゃんがいる。

大型のピレネー犬であるが、非常におとなしいので、会うたびに癒される。

 

こちらの看板犬との相性はいかがなものかと顔を突き合わせてみた。

「おっ、意外といい感じじゃん!」

と思ったのもつかの間、やんちゃな『もじぃ』は、ジャレついて吠えられ、あっと

いう間に嫌われてしまった。

 

つかの間の休息、少しはリフレッシュできたように思うが、『もじぃ』は疲れて

帰ってきた様子である。

スノーキャンドル

2019.1.30

昨日、当方の施設の隣に立ち上げた『地域コミュニティーサロンぽんて』で寒い冬

に心があったまる素敵なイベントが催された。

 

主催者に聞いたところ、「正式名称はない。」とのことだったため、私が勝手に

『スノーキャンドル』と名付けてみた。

 

バケツなどの容器を利用して、中が空洞になる筒状の氷を作り、絵具で色づけた

氷で装飾する。

 

中にロウソクを入れて、明かりをともせば完成である。

 

今回は、学童保育に来ている子供たちと一緒に作った。

 

一昔前までは、市内の各所で同様の催しが行われていたそうであるが、予算や人員

の都合などで中止してしまうところが増えたらしい。

 

 

出来たスノーキャンドルは、当方の施設がある商店街に並べさせていただいた。

 

こうしたささやかな活動を今後も続けていきたい。

 

地域交流スペースたんぽぽ(新春マジックショー)

2019.1.25

毎週金曜日に開催している地域交流カフェを今回もご紹介します。

 

先週の『スコップ三味線』に続き、今回は『マジックショー』です。

いつもは一参加者である会員さんによる新春マジック!

 

素人離れしたテクニックを披露していただきました。

会場は大盛り上がりで、新年にふさわしい楽しいひと時を過ごせました。

稲村さん、ありがとう!かっこよかったよ!!

 

ショーのあとは、いつものお食事会。

 

相変わらず、美味しそーです。

 

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

高齢者を『ダシ』に使う文化?

2019.1.23

昨日、行政手続きの電子化を推進する『デジタルファースト法案』に関する報道

が流れており、その中で『日本のはんこ文化』の今後が話題となっていた。

 

私自身、一個人として、介護の専門職として、会社の経営者として日常的に印鑑を

使用している。

その種類も法人印、銀行印、個人の実印、認めで使用する三文判、シャチハタなど

様々な印鑑をそれぞれの場面で使い分けて使用している。

 

ほぼ毎日のように使用している印鑑であるが、

報道の中で某担当大臣も同様のことを言っていた「ここで、この印鑑を押す

ことに何の意味があるのだろうか。」と思うことも日常的にある。

 

もう一つ、同報道で気になったことは、

どっかの国会議員が「ハンコは、日本の文化であり、特に高齢者に名なじみ深い

物なので無くすべきではない。」と言っていたことである。

 

業務上、高齢者と契約書類等を取り交わす中で、「印鑑必要かい?うまく押せない

し面倒だ。代わりに押してくれるかい?」といったやり取りが頻繁にある。

 

たしかに、ハンコは文化かもしれないし、完全に無くす必要もないとは思うが、

若者であれ、高齢者であれ、利便性の恩恵は等しく受ける権利がある。

 

一国会議員の私見を訴えるために高齢者を『ダシ』に使うのはやめてもらいたい

ものである。

なんじゃこの雪の量は!

2019.1.21

今日は、大雪で多くのスケジュールを見直ししなければならなくなった。

 

可能な限りの訪問の予定をキャンセルして、事業所で待機しつつ、除雪作業に

追われた。5分前に車の雪を下ろしてもこのありさまである。

 

市内にある複数の通所介護(デイサービス)事業所から「本日は大雪のため休業

します。」との連絡が入った。

当方の事業所も時間短縮などして、対応にあたろうと思う。

 

避けられない訪問業務をこなしたが、ほとんど前が見えず、非常に危険な状況

だった。

 

こういう日は、急用以外の外出は避けたほうが良いだろう。

 

地域交流スペースたんぽぽ(スコップ三味線)

2019.1.18

毎週金曜日に開催している地域交流カフェを今回もご紹介します。

 

年始めの初笑いはやっぱいこの人!

皆さんご存知、『スコップ三味線の名手』石川さんによる生ライブですね。

 

手作りの三味線1本片手に、各地で演奏しているこの方のパワーを少し分けて

ほしいのもです。

 

4月にまた来てくれるそうですが、とても楽しみです。

居宅介護支援事業所の実地指導

2019.1.17

先月に当ブログでもご紹介した訪問看護ステーションの『実地指導』に引き続き、

『居宅介護支援事業所の実地指導』が本日行われた。

 

居宅介護支援事業所は、昨年度までは道が管轄であったが、今年度から江別市の

所管となったため、江別市の担当者が来所された。

 

結果としては、概ね法令を遵守した運営になっているとのことであったが、若干の

書類の不備などがあり、反省すべき点はあった。

担当者の方々は、非常にわかりやすく丁寧にご指導してくださったし、今後に

役立つ様々なアドバイスも下さった。

今後の事業運営にとって、非常に有意義な時間を持つことができた。

山田くん、体調には気を付けて

2019.1.14

昨年、当方が主催するイベントにお越しいただいた『稲嶺盛玄』さんが

札幌でライブを行うと聞いて行ってきた。

 

会場は、これまた同イベントでお世話になった『沖縄居酒屋狸の気晴らし』さん。

今回のライブは、沖縄の民謡が数多く演奏されていて、聞いたことがない曲も

いくつかあり、中々刺激的だった。

いつも通り、料理もおいしくいただき楽しいひと時を過ごすことができた。

 

唯一、気になることと言えば、病み上がりの店主が壊れていたことぐらいか・・。

地域の中の支援チーム作り

2019.1.10

今朝、当方が事業所を置く、江別市大麻で起きた事件がニュースで流れていた。

 

75歳の男性が71歳の妻の首を絞めて殺害(実際は未遂に終わった)しようとした

として警察に自首してきたというものだった。

動機は不明とのことであるが、報道によると『介護疲れ』が原因ではないかと

言われている。

 

事実が報道通りであったとすると、何ともやりきれない思いがする。

 

こういったことが起こらないようにと、日々職務に邁進しているつもりではいても

中々未然に防ぐことが難しい。専門機関や専門職一人一人は無力なものである。

無力だからこそ、専門職だけではなく地域住民を含めたチームワークを形成する

ことがいかに重要かを思い知らされる。

 

地域全体を支援チームとして機能することができるような働きかけが、介護支援

専門員(ケアマネジャー)に求められているが、実際にはどうだろうか?

情緒的な結びつき

2019.1.9

昨日、当方が運営する通所介護(デイサービス)へ新年のあいさつを兼ねて

顔を出した。

 

その際、ある女性のご利用者が別のご利用者に「久しぶりだねぇ~。」と涙を

流して喜んでいた。年末年始、合わなかった程度なのにずいぶんと大袈裟だなと

思って、スタッフに聞くとそのご利用者は入院して約半年間休んでいたとのこと

だった。

 

通所介護(デイサービス)は、生活上の課題を抱えたご利用者がより豊かな生活を

過ごすことができるようにサービスを提供する事業である。

また同時に、生活上の課題をクリアして、サービス提供を受けずとも豊かな生活を

過ごすことができるように『自立支援』を目指すものでもある。

 

そのため、通所介護(デイサービス)の利用は、『自立』=『卒業』ということに

もなる。

介護保険サービスは、保険料や公費が財源となっているため、必要のないサービス

を利用し続けることは、『税金の無駄遣い』になってしまう。

 

しかし、冒頭で紹介したように、継続してサービスを利用することで、ご利用者間

あるいは、事業者との間に情緒的な結びつきが生まれるものである。

自立に成功して、サービス利用から卒業した後、自分の居場所を見つけることが

できずに閉じこもるようになり、支援が必要な状態に逆戻りするという事例を

いくつも見てきた。

 

『自立支援』を目指しつつ、『情緒的な結びつき』を保つといったバランス感覚や

新たな社会資源を開発する能力が介護支援専門員(ケアマネジャー)に求められて

いる。