北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問看護ステーションを運営するみのりの丘グループ

みのりの丘

みのりの丘代表ブログ

月別: 2019年3月

『自分らしく生きる』というリスク

2019.3.7

テレビを見ていると、

やたらと『安全・安心』をうたい文句にしているCMを目にする。

 

人は自分にとって都合の悪いことは、『隠す、話を逸らす、否定言葉を連呼する』

のが常である。

 

自衛隊基地や原子力発電所を「安全、安全、安全・・」と連呼するのは、それらが

非常に危険であるからに他ならない。

 

 

危険であることを前提に、「リスク回避にこれだけの策を講じました。」というの

であれば理解できるが、前述のようにただ連呼するのでは何の説得力も持たない。

しまいには、「想定外」という伝家の宝刀を出しておしまいにしてしまう。

 

介護支援専門員(ケアマネジャー)が作成するケアプランには、決まって

「安全に・・安心して・・」という言葉だけが並べられ、何の説得力も持たない

内容のものがあまりにも多い。

 

『生きる』ということは、常に様々なリスクを背負うことでもある。

 

それでも、「自分らしく生きたい。」という思いを実現するために、リスクがある

ことを承知の上で、極力そのリスクを最小限にとどめる対策を講じながら生活を

続けていくのである。

 

「安全に・・安心して・・」という言葉だけを並べ、危機的状況に陥った時に、

介護支援専門員(ケアマネジャー)は「想定外」とでも言って、おしまいにして

しまうつもりなのだろうか。

地域の活性化

2019.3.6

当ブログで何度かお伝えしているが、私は今年度、大麻第二住区自治連合会の

副会長を拝命していることもあり、同会の催しを主催したり、お手伝いしている。

 

また、同連合会にはいくつかの専門部会があり、私は『文化広報部会』の部長も

兼務している。

 

同部会では、先に開催した文化講演会の主催や広報誌の発行(年2回)が主な活動

となっている。

その広報誌を今月中に発行すべく、部会長である私は紙面校正の真っ最中である。

 

そんな中で、各自治会から頂いた話題を見ていると、

「年々参加者が減り、今年でこの行事は最後になります。」とか「各地区で見られ

ていたこの行事は、今ではここだけになってしまいました。」といった寂しい話題

が非常に多いことに気が付いた。

 

 

江別市内の中でも『大麻地区』は、唯一人口が微増しており、過疎化が進んでいる

わけではない。また、宅地造成も盛んにおこなわれており、若い世代の移住や定住

が進んでいる。

 

とすると、これも時代背景によるものだろうか。

 

地域活性には、時として『打ち上げ花火』のように派手なイベントや大型店舗の

出店、活性化プロジェクトといった見た目にわかりやすいものが必要とされる場合

がある。

 

しかし、本当の意味での地域活性は、「ない物を無理して作る。」ではなく、

「あるものを大事に育てる。」ことではないかと感じる。

 

地域住民のニーズに合わせて、多少の改良は加えてでも、今まで行ってきた行事を

続けることこそが地域活性につながるのではないだろうか

もう3月かぁ

2019.3.5

とうとう年度末に入ってしまった。

 

当方の特定非営利活動法人(NPO法人)も3月が決算月である。

これからの1か月間は、書類・数字との格闘が始まる。

 

また、今年は当方の事業所がある商店街の自治会長を拝命していることもあり

ダブルパンチならぬダブル決算である。

 

少しのんびりしたい・・

 

が無理だな。