北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問看護ステーションを運営するみのりの丘グループ

みのりの丘

みのりの丘代表ブログ

月別: 2019年4月

満開の花

2019.4.30

寒い冬が終わり、ようやく春の訪れを感じることができるようになってきた。

 

北海道の桜の名所である『五稜郭』の桜が見事に開花しているというニュースが

流れていた。

 

 

江別市内でも、少しずつ桜が咲き始めている。

 

 

今年のゴールデンウィークは10連休となった。

花見に出かける方も多いだろう。

 

 

我々は、変わらず日常業務に励んでいる。

 

そんな中、末期がんで自宅療養されていたご利用者が昨晩にお亡くなりになった

との知らせを受けた。

ご冥福をお祈り申し上げるとともに、「お疲れさまでした。」とお伝えしたい。

 

 

満開の花と散りゆくさみしさを感じている。

地域コミュニティーサロン「ぽんて」

2019.4.26

当ブログで何度か取り上げている地域コミュニティーサロンが今とても熱い!

 

手工芸作品の展示販売といったイベントを通じて、地域交流の拠点として活動しよ

うと立ち上げたスペースで、当方の事業所の隣に位置しており、こちらも全面的に

活動協力を行っている。

 

今月は、25日~27日までイベントが目白押しとなっている。

 

25日(木)は、『ハンドメイドぽかぽか』さんによる展示販売が行われた。

 

 

どれも、手の込んだ素敵な作品ばかりだった。

 

 

また、その場ではハンドマッサージやネイルの手入れも行われていた。

 

 

 

所狭しと、大勢の方にご来場いただいた。

 

来月には、さらにパワーアップした企画を用意しているとのこと。

楽しみです。

地域密着で犯罪予防

2019.4.24

昨日、東京都の渋谷警察署からの電話を受けた。

 

「えっ、何で渋谷?新手の詐欺か?」と戸惑っていると

 

警察官「昨年10月に盗難届が出ていたそちらの車のナンバープレートの窃盗犯

が別件で逮捕され、余罪追及の中でナンバープレートの窃盗も認めたため、起訴

する予定でいることの了承を得るための電話です。」とのことだった。

 

そういえば、そういったことがあった。

 

近年の犯罪は、多様化、複雑化、広域化している。

 

完璧に防ぐことは難しいが、地域がより密着して、皆が顔の見える関係を築くこと

で予防できる犯罪も多いと思う。

高齢者ドライバー2

2019.4.22

またしても、痛ましい事故が起きてしまった。

 

先週の金曜日(19日)に、87歳の男性が運転する車に母子がはねられて亡く

なるという事故だった。亡くなった女の子は3歳だった。

 

事故の原因は未だにはっきりとしていないが、母子と接触する前に複数回の接触

事故を起こしており、パニックになって制御不能になったことでこの悲劇が起きて

しまったとの見方が出ている。

 

 

相次ぐ高齢者ドライバーによる事故で、「高齢者は自動車運転免許を返納

すべき!」という論調が加速度的に進むことだろう。

 

以前にも当ブログで取り上げた話題ではあるが、単純に「返納しろ!」では

生活が成り立たない方々もいるので、多角的な視点で考えなければならない話題

であろうと思う。

 

とはいえ、

街頭インタビューで答えていた70代、80代の方々の自信満々な

「自分の(運転)技術に自信はあるし、特に問題と感じていない。」との回答には

いささかイラつきを覚える。

 

もしも、今回亡くなられた3歳の子が、事故を起こした加害者と同じ87歳まで

生きることができたとすると84年間の人生を奪われたことになる。

 

 

事故が起きるたび、一方的に高齢者を攻撃する論調は許せないが、自己顕示欲を

振りかざし、他者への迷惑を顧みない大人の無自覚も許しがたい。

ラストライブ!

2019.4.19

毎週金曜日に開催している地域交流カフェのイベントに何度もお越しいただいて

いる、『スコップ三味線の名手』石川さんによる生ライブが本日行われた。

 

石川さん、ご家庭の都合で江別市を離れることになり、本日がラストライブになる

とのことだった。

今日が最後ということを聞きつけたファンの皆さんが大勢駆けつけてくれた。

 

 

相変わらずの爆笑ライブ!

 

 

観客も全員参加の大盛り上がり!!

 

 

 

 

お別れのあいさつでは、ちょっぴりしんみりとしました。

 

 

 

それでも、当方の若手スタッフを捕まえて、「彼に引き継ぐ!」と最後まで笑いを

忘れないエンターテイナー!

 

 

石川達男さん、ありがとうございました!また会いましょう~!!

大人の発達障害

2019.4.11

家庭や職場、社会的交流の場で「何が原因かわからないけど、何か上手くいか

ない。」という経験の一つや二つは誰でもあるだろう。

 

悪気はないのに、人を怒らせてしまったり、困らせてしまったり。

努力していないわけではないのに、上手く対応できなかったり。

 

その多くは、知識や経験を積み重ねることによって解決するが、それでも解決

しない場合もある。

 

 

そうした場合に、『大人の発達障害』が疑われることがある。

 

 

発達障害とは、

脳の機能が形成される段階で、標準的な方と比較して、得手不得手なことの差が

大きかったり、著しく偏っていたりすることで、日常生活の営みに支障をきたす

障がいのことをいうが、原因などの詳細はほとんど解明されていない。

 

症状によって、

自閉症スペクトラム(ASD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)の

3つのタイプに分類される。

 

ただ、見た目にはわかりにくく、「人より忘れっぽい。落ち着きがない。些細な

ことに敏感。やたらと鈍感。」といった『少し変わった人』程度にしか捉えられず

幼少期には大きな問題とならなかったものが、大人となり社会へ出たとたんに様々

な壁にぶち当たり顕在化する場合がある。

 

根治的な治療法は未だに確立されておらず、カウンセリングや薬物療法といった

悪化の予防が主な対処法である。

 

 

とはいえ、

得手不得手の差が大きいというだけで『得手』なことも多くあり、場合によっては

その得手なことが人より際立って優れていることもある。

 

適材適所と思われる環境に身を置くことができれば、その人はより一層輝くことが

できるかもしれない。

 

 

『大人の発達障害』をインターネットで検索すると、昨日更迭された桜田義孝五輪

担当大臣の名前が挙がってきた。

たとえ公人であるとはいえ、ネット上で面白おかしく書き立てるのはどうかと思う

が、一連の言動を聞いていると「あながち間違ってもいないのかなぁ。」と思って

しまう。

 

個人的には、同大臣の人柄などは知らないが、輝くことができたのは大臣職では

なかったのかもしれない。

そういった意味における『任命責任』が総理大臣にはあるのかも。

多数決の正義

2019.4.9

道知事・道議会議員選挙がおわり、江別市では残すところ、江別市議会議員選挙

のみとなった。

ようやく、選挙カーの騒音に悩まされずに済むことになる。

 

選挙と言えば、『多数決』。1票でも多く、得票した者の勝ちとなる。

 

 

民主主義の原則でもあるこの『多数決』は、時として少数派を冷遇する。

 

選挙権を持つ者の内、高齢者の人口が爆発的に増えており、それ以外の世代で

選挙権を持つ者は毎年のように激減している。

 

候補者の公約は当然のように、『高齢者を優遇(結果的にその他の世代は冷遇)』

というものが多い。

 

限られた財源の中で、様々な政策を実現する上では、世代別に区分けしなければ

ならないことも多い。そのため、こうした優遇や冷遇といった格差が出てしまう。

 

しかし、少子化が叫ばれ始めてから久しく経つが、これでは若者は育たない。

 

 

高齢者介護の分野は、当然対象者は高齢者であり、高齢者のための政策が

講じられている。

しかし、「地域に住むすべての人たちが、より住みやすいと感じる地域づくり」

という視点で考えれば、すべての世代が対象となる。

 

世代で細分化しすぎず、マクロな視点で国民、道民、市民を支える政策作りを

当選した代議士に求めたい。

若くたっていいじゃん!

2019.4.8

昨日、久しぶりに『道知事、道議』選挙の投票へ行ってきた。

個人的な諸事情があって、前回の地方選挙は投票へ行くことができなかった。

 

夕方の遅い時間に投票所へ行って、帰ってきて夕食を摂った後、テレビをつけると

もうすでに当確の速報が出ていた。(しかも、開票率0%で)

 

自分の1票が、当落の命運を分けるとまでは思っていないが、投票を終えた時点で

当落がほぼ決まっていたのかと思うと何とも複雑である。

 

 

ともあれ、新北海道知事は『鈴木直道氏』に決まった。38歳と若い。

 

私も同年代で独立したが、周囲の方からは「まだ若いね。」と些か心配そうに

言われた記憶がある。

 

確かに、経験は無いよりあった方がいい。

年を重ねている人に任せたほうが何かと安心できると思ってしまうこともある。

 

 

ただ、その経験や知識をプラスに活かすのではなく、私利私欲のために活用する

年配の政治家があまりにも多いように感じる。

世間一般ではそれを『老害』と呼ぶ。

 

 

老害に負けるな!新知事には大いに期待したい。

自由と快適な暮らし

2019.4.4

知人の紹介で、『飼い犬のしつけ教室』の先生に自宅へお越しいただき、

レクチャーを受けている。

 

先生曰く「犬をしつけることに対しては、賛否両論あるとは思いますが、人間社会

で生きていくためには、ある程度のマナーを覚えることが犬にとっても幸せな生活

を送ることにもなるので、必要なことだと思います。」とのこと。

 

もしも、

突然、目の前に現れた人間に驚いて、その人に噛みついて大けがを負わせれば、

その犬は捕まえられて殺処分されてしまうかもしれない。

 

犬の立場からすると「身の危険を感じて、身を守るための行動をとっただけなのに

なんで殺されなければならないんだ!理不尽だ!。」となるのではないかと思うが

人間中心社会で生きるということはそう言うことである。

 

 

それでも、

しつけによって、窮屈な思いをさせるよりも、より自由に過ごせるようにして

あげたいという思いがあって、しつけには否定的であった。

 

ところが、

教室の回を重ねるうちに、正しいしつけを覚えることで、飼い主のストレスが軽減

するだけではなく、犬の方も過ごしやすく感じているように思える場面が増えて

きたことに気が付いた。

 

 

そして、先生が取り入れている方法論が、子供に対するしつけや精神的な障がいを

持った方々への治療(作業療法)に共通するものがあると思った。

 

 

「人は、他から注目を受けるような行動を増やし、他から無視されるような行動を

減らす。」という習性に則るということで、闇雲に怒ればいいわけではないという

ことだ。

俺か俺以外か

2019.4.3

人は、『カテゴライズ』することにある種の安心感を覚えることが多い。

血液型、星座による占いや性格診断は、その最たるものだろう。

 

人を4種類や12種類で分類することは不可能であろうが、何となく自分をそこに

当てはめて一喜一憂してみたくなる。

占いであれば、それでも良いかもしれない。

 

サービス業における接客対応についても同じことが言える。

マンツーマン対応が可能な接客業であれば、目の前にいる人のみにオーダーメイド

な対応をすることができるが、一人で同時に(多少の時間差を含めて)複数の相手

に対応しなければならない場合には、効率を図るためにある程度の『カテゴライ

ズ』が求められる。

 

しかし、

人はそれぞれが唯一無二の存在であるため、100人いれば、100通りに分類される

ことが本来あるべき姿だろうと思う。

 

特に、介護を必要としている方々への対応はオーダーメイドに近づけた対応が要求

される。

 

今一番、気に入っている言葉

「世の中には2種類の男しか居ない。 俺か、俺以外か 。」

 

ローランド、カッコえーなー