北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問看護ステーションを運営するみのりの丘グループ

みのりの丘

みのりの丘代表ブログ

月別: 2019年4月

〇〇時代

2019.4.2

遠い昔、日本史を学んでいたころには特に気にもならなかったが、

日本の年表が『縄文時代、弥生時代~江戸時代』ときて、『明治、大正、昭和』と

続く。

 

新元号が発表されて間もないが、『明治、大正、昭和、平成そして令和』は元号

であるが、『〇〇時代』は元号でも年号でもなく、ある一定の時代をひとくくりに

して総称したものである。

 

時代の総称と元号が同じ表にまとめられるのはなんでだろうと不思議に思った。

日本の年号は、大化の改新でおなじみの『大化』から始まり、247ある。

 

そこで、フッと思った。

よほどのマニアでなければ、247もの年号を覚えてはいない。

まして、遠い昔の年号がどの時代のことかピンと来る人もそうそういないだろう。

 

なるほど、だから遠い昔は年号で細分化せずに、〇〇時代とひとくくりにした方が

イメージが付きやすいわけだ。

 

そうすると、

数百年あるいは数千年後の日本の年表には『明治、大正、昭和、平成、令和』とは

標記されず、〇〇時代とひとくくりに表現されるのかもしれない。

 

そんな遠い未来のことは知る由もないが、果たして『何時代』と表現されるの

だろうかと思ってみたりする。

 

とりあえず、そのような先にも、地球や日本があることを願う。

なじみの言葉

2019.4.1

先ほど、菅官房長官から新元号『令和』が発表された。

 

ご利用者とともにテレビの前で発表会見を聞いていた。

多くの方から「なんだかピンとこないね。聞きなれないし、言いずらいね。」など

の声が聞かれた。

 

この光景は、30年前の『平成』が発表されたときにも同じように見られた。

 

元号は、日常的に使われる言葉が採用されることはないので、「聞きなれない。」

のはある意味では当然かもしれない。

 

しかし、30年間も使い続けると『平成』を「聞きなれない。なじめない。」と言う

人はほとんどいないだろう。

 

一つの時代が終わるというさみしさと新しい時代が始まるという高揚感が入り

混じった複雑な心境にある。

そしていつの日か、新元号が「なじみの言葉」になっていくことだろう。