北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問介護施設を運営するみのりの丘グループ

みのりの丘

みのりの丘代表ブログ

月別: 2019年6月

「ちょっとした事」と「やらなければならない事」

2019.6.28

介護支援専門員(ケアマネージャー)として、ご利用者とかかわる中で

『ちょっとした事』を頼まれることがある。

 

「車で来たんなら、ついでにちょっとそこまで乗せてって。」

「足が痛いから、代わりに用足ししてきて。、ゴミ捨ててきて。」などなど際限が

ない。

 

丁重にお断りすると

「前の担当者はやってくれたのに。福祉に携わる人なのに。」などと言われる。

 

別段、「人を小間使いしやがって!」などと思っているわけではない。

物理的に可能なのであれば、要望に応えてあげたいという気持ちもある。

 

また、落としたものを代わりに拾ったり、転びそうな人へ手を差し伸べたりと

いったことを日常的に何の躊躇もなく実行することは当然と思っている。

 

しかし、『ちょっとした事』は、1度で終わることはない。

また、どこから聞きつけてくるのか「あの人にはやってあげてるのに、私にはして

くれないのは何で!」などと言われる。

 

『ちょっとした事』も積み重なるとちょっとでは済まなくなる。

結果として、本来専門職として『やらなければならない事』が疎かになる。

 

果たして、同じく専門職である医師に対しても、同じように『ちょっとした事』を

お願いするのだろうか。

恐らくはしないだろう。

 

なぜなら、専門職としてリスペクトされており、「この人に頼むべきではない。」

と分かっているからだろう。

 

『ちょっとした事』に笑顔で答える介護支援専門員(ケアマネージャー)は、

ご利用者やご家族の評判がいい。

なぜなら、自分たちにとって都合がいいからである。

しかし、専門職として評価しているのかと言えばそうではないだろう。

 

 

介護支援専門員(ケアマネージャー)が専門職として求められているのは、

『ちょっとした事』に笑顔で答えて、ご利用者のご機嫌取りをするのではなく、

『やらなければならない事』を誠実に実行することではないかと思う。

社会資本主義をめざすか?

2019.6.27

国は、本人の希望があれば65歳まで雇用を継続するように企業へ義務づけしている

が、今度はその年齢を70歳まで引き上げようと考えている。

 

当方は元々定年70歳として、希望があれば70歳を超えても働いていただいている。

実際、70歳を超えている職員がいる。

 

そういったことから、いわゆる『定年年齢の引き上げ』があっても、驚くことも

慌てることもない。

高齢者には、今後も社会で活躍していただきたい。

 

 

しかし、一般論としてとらえると楽観視もできない。

 

企業も家庭と同じで、限られた財源の中でやりくりしている。

総人件費が決められている中で、高齢者雇用が増えると若者の所得や雇用が減ら

されることにもつながる。

 

若い人材を確保したい企業としては、高齢者の雇用を一定量保ったうえで、若者の

所得水準も保たなければならず、経営者に対して非常に高度なスキルを要求する

こととなる。

 

こうした状況についていけない企業は淘汰され、自力と経営スキルが高い企業のみ

が生き残る『超弱肉強食時代』がやってくる。

 

これは、企業に限らず、人に対しても同じことが言える。

気力・体力・スキル・(時に幸運)が高い者が高収入を獲得して、そうではない者

との間の所得格差は広がる一方となる。

 

 

資本主義には限界がある。

いまさらの年金問題

2019.6.26

ここのところ、年金問題が大きな話題となっている。

 

発端は、金融庁の金融審議会の市場ワーキンググループ(WG)による

『「老後の30年間で約2000万円が必要」とする。』との報告書からである。

 

この年金問題には大いに疑問がある。

 

まずは、約2000万円の根拠が、『高齢夫婦無職世帯の平均収入20万9198円と平均

支出26万3718円の差額である約5万5000円に30年をかけた金額』というところに

ある。

 

 

高齢者に限らず、手元にあるお金以上の支出は基本的にはできない。

 

若い方がローンや分割払いが比較的可能な状況にあるのは、将来手元に入る予定の

お金を先払いで使用しているにすぎず、やはり手元にあるお金を使っている。

 

年齢を重ねると、そういったローン等の支払いが終了して、月単位で残ったお金は

貯蓄や投資に回すことになる。

さらに年齢を重ねて、退職金をもらって、定年退職を迎える。

したがって、

定年退職を迎えた平均的な高齢者で貯蓄が0円という方はほとんどいない。

 

そのため、平均的な高齢者が使うことができるお金は、『貯蓄したお金+収入』と

いうことになる。

 

そもそも、

今頃になって、人の上げ足を取るためだけに、この年金問題を拡散している野党

議員やマスコミはどうかしている。

何十年も前から、この問題は取り上げられてきた。

その間、目に見えた対案を出していない野党議員や問題の背景を取り上げない

マスコミの浅はかさと言ったらない。

 

ただし、

麻生大臣は、ただでさえ人相が悪いのに、言い方が癇に障るので、無駄に揉める

材料を作っているようにも思う。

 

地域交流バザーの開催

2019.6.21

本日は、当方事業所の隣りで『地域交流バザー』が開催されている。

 

主催は、当ブログでもよく取り上げている『大麻地域創造会議』である。

「住みやすいまちを自分たちの手で作ろう。」をスローガンに立ち上げた当会が

企画したバザーである。

 

バザーのために集まった品物は、

未開封のまま箪笥の肥やしになっていた日用品やほとんど使っていない食器、

ゲームや小物、衣類など様々なものがある。

 

 

 

さらには、

好和興業のご厚意で地元産の新鮮な野菜が提供されている。

 

 

あいにくの天候で、多くの方にご来場いただけるか不安はありましたが、

大勢の方々にご来場いただき、感謝です!

 

 

 

 

 

そして何より、

ご協力いただきました『ナルク江別』の皆さん、本当にありがとうございました。

学生によるフィールドスタディ報告会

2019.6.20

6月17日(月)に、当方の事業所の隣にある『コミュニティサロンぽんて』で

札幌学院大学さん主催の『学生たちによる大麻地区フィールドスタディ報告会』が

開催された。

 

 

この趣旨は、生活者の視点に立って地域を見ることやソーシャルワーカーとして

地域の課題を抽出し対策を考えることにあるそうだ。

 

 

私の他、自治連合会の会長や民生委員、地域のボランティア活動団体等が招待され

報告会を聞くことができた。

 

学生たちが地域を歩いて回り、気が付いたことや改善したほうが良いことなどが

発表された。

 

「公園の遊具やフェンスに修繕の必要があり、子供たちが安心して遊ぶことができ

ないのではない。」

「修繕されていないマンホールがあり、お年寄りや障がいを持った方々が転倒する

危険性がある。」

「『江別友の会』という市民活動団体の看板を発見したが、活動内容や地域にどの

ように根差しているのかを知りたい。」

 

 

学生たちの報告を受けて、私たち地域で活動や生活をしている者たちが、現状を

報告したり、取り組んでいる活動を紹介した。

 

最終的には、「高齢化が進む中で、地域の課題を解決するための取り組には、学生

等の若い力が必要だ。是非力を貸していただきたい。」ということになった。

 

 

来年度も是非この報告会を開催していただきたい。

看護学生の現場実習

2019.6.17

看護学生の現場実習の受入れを初めて2年目になる。

 

学校の担当教員によると「病院や施設で学生を受け入れていただけるところはあっ

ても、在宅の現場、特に訪問看護事業所で受け入れていただけるところがほとんど

なく、調整に苦労していた。」とのことだった。

 

将来の看護師の一人でも多くに、在宅医療や訪問看護への興味関心を持っていただ

くことができればとの思いから受け入れさせていただいた。

 

 

これまでに8名の看護学生にお越しいただいた。

 

今後は、当方の事業所がある商店街内で昨年開業された『江別訪問診療所』と

タイアップして、実習を受け入れていくこととなる。

 

同じ現場で一緒に働く方が増えることを切に願う。

大事に至る前に

2019.6.14

昨日の夕方、

江別市の野幌総合運動公園や北海道情報大学で “クマ” が出没した。

実に78年ぶりという。

 

確かに、北海道にはクマが多数おり、ニュースで「クマが人里まで降りてきた。」

といった情報を聞くことはある。

 

ただ、江別市内で日常的に過ごしている中では、クマのイメージは

こんな感じであり、

決して、

こんな感じではない。

 

今回出没した場所は、日常的に訪問や送迎で通るところである。

 

 

大事に至る前に、対策を講じなければならない。

定例総会

2019.6.13

当方のNPO法人では、毎年この時期に定例の総会を開催している。

 

が、しかし

毎年、「細かいことは良くわからないし、あんたらに任せるわ。」といって委任状

を提出して総会を欠席される方々ばかりであった。

 

総会では、『決算や予算といった数字を把握していただきたい』というだけでなく

日頃の取り組みや方針、方向性も知っていただきたいと考えている。

 

 

何とか、多くの方々に総会へご出席いただきたいと毎年、思い悩んでいた。

 

今年は、総会後に懇親会も併せて開催することとして、多くの方々に呼び掛けて

みたところ、例年には無いほど多くの方々にご出席いただけた。

 

会員の皆さん(NPO法上は社員という)

今後ともよろしくお願いいたします。

5周年記念

2019.6.3

6月1日は、当方が運営する『小規模多機能ホームみのりの丘』の開設日である。

そして、今年で5周年を迎えることになった。

 

昨年も細やかなイベントを開催させていただいたが、5周年ということで、盛大に

催しの企画をさせていただいた。

 

そして当日、「出来るだけ多くのご家族にお越しいただきたい。」とのスタッフの

思いが通じて、大勢の方々にお越しいただいた。

 

 

この日のために、遠方からお越しいただいたご家族もいらっしゃって、スタッフ

一同感激した。

 

中には、同居されていて、いつも見慣れたご家族がお越しになったのに、少し

照れた表情でその家族を迎え入れていたご利用者もいた。

 

失礼な言い方かもしれないが、「授業参観日に親が来るのを待つ子供」のような

表情に見え、とても微笑ましかった。

 

ご利用者とご家族でいつも提供している食事を召し上がっていただいた。(でも、

いつもより少し気合が入ったメニューに思えた・・・)

 

 

食事の後には、ご家族とスタッフの懇談会を開催した。

普段、時間を取ってお話しする機会が少ないスタッフとの懇談は、ご家族にとって

も有意義であったようだ。

 

この日のために入念に準備してくれたスタッフの皆さん、お疲れさまでした。

また、ご来場いただいたご家族の皆様、ありがとうございました。

 

この先も、10周年、20周年と続けたい。