北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問看護ステーションを運営するみのりの丘グループ

みのりの丘

みのりの丘代表ブログ

月別: 2021年11月

基礎工事が完了

2021.11.11

来春開設予定の看護小規模多機能型居宅介護(ナーシングホームみのりの丘)の

新築工事が進行中でようやく基礎工事が完了した。

 

 

 

 

中々天候に恵まれなかったこともあり、業者さんは大変ご苦労されていた。

週開けから大工さんが入って、いよいよ建物の建築が始まる。

 

ちなみに、完成予想図はこんな感じ!

居宅介護支援事業所が淘汰されていく

2021.11.4

『厚生労働省が2日に公表した最新の実態統計で、居宅介護支援の事業所数が3年連続の減少となったことが分かった。

今年4月審査分で全国に3万8318事業所。前年同月から556事業所減った。2018年をピークに減少が続いている。

居宅介護支援の経営は「特定事業所加算」を算定しなければ苦しい。事業の安定性、収益性を考え、一部で中規模化、大規模化への集約が進んでいるとみられる。

昨年度の居宅介護支援の費用額は4883.1億円。前年度から114.8億円増加した。昨年度の利用者数は、前年度より3.4万人多い367.4万人となっている。』

との報道を見て思うこと。

 

つまりは、ご利用者となる要援護者は毎年増え続けているのに、担い手となるケア

マネジャーが所属する事業所が毎年減り続けているということである。

ただし、ケアマネジャーの人数が減っているわけではないので、上記報道内にも

あるとおり、1事業所あたりに所属するケアマネジャーの人数が増えてきていると

いうことである。

 

「公正中立の立場を取り、1人からでも独立開業できる事業」とうたわれた居宅

介護支援事業所は今や過去の存在ということのようだ。

今後生き残っていく同事業所は、「有料老人ホーム等の施設併設事業所」か「相当

数のケアマネジャーを抱える事業所」となっていくように感じる。

 

江別市内の状況はどのようになっているのかというと、24事業所(9月末現在)

が運営を継続している。また、1事業所あたりに所属するケアマネジャーの人数の

平均は約3人となっている。

近隣市区町村と比較すると小粒な事業所が多く、1事業所あたりに所属するケアマ

ネジャーの人数が二桁という事業所は一つもないのが江別市の特徴といえる。

ピーク時には30以上の事業所が存在していたが、上記の流れから今後は多少の

新陳代謝はあるものの事業所数は増えるというよりも減っていくことになるように

思う。

 

当方の居宅介護事業所はというと、11月1日現在で7人のケアマネジャーが所属

している。そう遠くない将来にはこの人数が二桁になっているように思う。

政治談議はタブーなのか

2021.11.2

先週末、衆議院議員選挙投開票が行われた。

「自由民主党が絶対安定多数の議席を獲得」、「大物議員の相次ぐ落選」、「野党

共闘の不発」など、話題に事欠かない結果となった。

 

それにしても、私が個人的に気になることは、自分が1票を投じた候補者や政党の

当落よりも『投票率が55.93%と戦後3番目に低い』ということである。

日本人の投票率は、諸外国のそれと比較すると絶望的なほど低いと言われている。

 

それもそのはずである。

当ブログで政治にかかる話題を取り上げると、取り上げたこと自体に対して否定的

なコメントが寄せられることが非常に多い。政治的な話題を取り上げることがタブ

ー視されている国民性において投票率など上がるわけがない。

 

議院内閣制を採用している我が国において、私たちの生活に直結する法律や政策は

代議士にゆだねられることになる。その代議士を決定する選挙に興味を持たない方

がよほど不自然ではなかろうか。

そして、いざ選挙となった時に「誰に投票しようかなぁ」ではなく、日頃より政治

に興味を持つことによって然るべき投票行為へとつながるはずである。

 

欧米先進国では、幼少期より政治に興味が持てるような取り組みがいくつも行われ

ている。我が国においても、そうした取組はもっと積極的に行われるべきだし、

政治的な話題をタブー視するなどもっての外であろう。

 

私個人としては、今回信任された政権与党の運営や野党の存在意義を注視したい。