北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問看護ステーションを運営するみのりの丘グループ

みのりの丘

みのりの丘代表ブログ

月別: 2021年12月

良いお年を!

2021.12.31

今年は本当に大変な1年だった。

それでも大きな事故もなく、年を越すことができそうだ。

 

多くの方々に支えていただいたこと、心から感謝申し上げます。

皆様、良いお年をお迎えください。

 

今年1年を振り返って

2021.12.30

一昨日が仕事納めだったため、今一人で静けさ漂う事務所で、事務作業を行い

ながら今年1年をしみじみと振り返っている。

 

昨年、今年ほど、多くの方に支えられたと実感できた年はなかった。

無論、これまでも多くの方々に支えられてここまでやってこれたと思っている。

それでも、新型コロナウイルスという未知の存在との戦いそして共存は、これまで

経験したストレスと負荷の比ではなかった。

それは、「大変だった」という一言ではとても片付けられない。

 

それでも、事業を継続することができて、スタッフの生活を維持するための給与を

支払うことができて、さらには新規事業を手掛けることもできている。

これもひとえに、私たちを直接的、間接的に支えてくださった方々(法人、個人)

のおかげである。

 

私たちは決してこのことを忘れてはいけない。

身近に困っている人がいて、自分たちにできることが少しでもあるのなら、全力で

支援していかなければならない。

それが私たちにできる恩返しだと思っている。

 

来年、新型コロナウイルスがどのように変異して、どのように感染拡大していくの

かは予想しがたいが、それでも地域の皆さんの下支えとなれるように自粛してきた

活動も再開しようと考えているし、来春開設予定の新規事業も地域の皆さんに有用

にご利用いただけるよう努めたい。

また、地域で活動、活躍している方々との連携をより深めて、地域全体が明るく

住みやすい場所になれるよう邁進したい。

 

今年1年を振り返ると、そんな強い決意を改めて自覚することができた。

仕事納め

2021.12.28

来春開設予定の看護小規模多機能型居宅介護(ナーシングホームみのりの丘)の

上物の外壁工事が完了した。

 

 

ユニットバスも入り、階段もできた。

 

 

内装工事はまだまだこれからのようだが、完成が近づいてきている。

 

ところで、

本日は当方グループの仕事納めの日となる。

今年1年、コロナ渦にあって、必死に職務を全うしてくれたスタッフには心から

感謝を申し上げたい。また、年末年始も引き続き職務に従事するスタッフに対して

は、さらに感謝を申し上げたい。

年明けに元気な姿でスタッフの皆さんとお会いできることを心より楽しみにして

いる。体調管理や事故に十分気を付けて年末年始を過ごしていただきたい。

 

そして、当方のサービスをご利用くださったご利用者及びご家族に対して、心より

御礼申し上げるとともに、良いお年を迎えていただきたいと願うばかりである。

 

当ブログは年末まで更新する予定でいるので、ご挨拶は改めて!

 

抱える闇が広がっていく

2021.12.23

『国内最大級のポータルサイト「ヤフージャパン」は22日、ヤフーニュースのコメント欄で違反投稿を抑止する取り組みを強化したと発表した。誹謗中傷対策の一環で、同日からコメントごとに「非表示・報告」とのボタンを設け、不適切な書き込みについて読者からの通報を促す。違反投稿を繰り返す利用者への警告も強めた。報告ボタンはコメントの右上に設け、読者は「わいせつや暴力的」や「過度な批判や誹謗中傷」などの理由を選んで送信する。違反投稿を繰り返す利用者への警告に「発信者情報開示請求を受けた場合、法令上の手続きにのっとり開示を行う場合がある」との文言を加え、プロバイダー責任制限法に基づいた対応を取ると強調した。』

との報道を見て思うこと。

 

この様な問題が発生することはあらかじめわかっていたと思うので、いささか対応

が遅いと感じるが、それでも今回のような対応を始めたことは一歩前進と考えて

いいだろう。

 

それにしても、顔も名前も出さずに他人へ一方的な攻撃を加える『闇討ち』のよう

な行為は、秩序や倫理観の問題ではないように感じている。

誹謗中傷する人自身がまさに『闇』を抱えているように思うし、場合によっては

治療が必要な病的な精神状態にあることも多いように思う。

 

そう考えると、違反投稿に対する規制を強化することで、一定程度の効果は得られ

ても根本的な解決には程遠いという状況が続くようにも思える。

しかしこれは、ネットやSNS上の問題だけではない。

 

先日、札幌市内のホテルで亡くなっているところを発見された著名人のご遺族で

ある著名人が会見を行った際、会見に参加していた記者から「今のお気持ちは?」

との質問が投げかけられたことが話題となっている。

著名人であったため会見を開くことになったわけだが、最愛の娘を亡くした直後の

親の気持ちなど聞かなくても誰でもわかる。

どういった意図でその記者がそのような質問をしたのかはわからないが、倫理観と

言うよりも、サイコパシーな要素を感じる。

 

誹謗中傷への対応対策を考える上では、規制を強化することも大切だとは思うが、

同時に『闇を抱えている人』へのケアも重要になってくるのではなかろうか。

現代社会は、便利になった分だけ「生きずらい」世の中になっているようにも感じ

るため、こうした『闇』はますます広がっていくように思う。

新築工事が順調に進んでおります3

2021.12.22

来春開設予定の看護小規模多機能型居宅介護(ナーシングホームみのりの丘)の

上物の建設工事が着々と進んでいる。

 

 

 

外壁の工事が着々と完成に近づいている。

今週末には、屋根と壁が全て貼り終わるとのことだった。

 

 

浴室も見た目で分かるようになってきている。

今週末にはユニットバスを入れる予定となっている。

 

 

居室や食堂も徐々に形になってきた。

ここまでくると安心して年越しを迎えられそうだ!

マサノリさんおめでとう!

2021.12.20

昨日、お笑い漫才日本一を決める『M-1グランプリ2021』が開催され、漫才コンビ

「錦鯉」が見事に優勝した。

このコンビの「ボケ」の長谷川さんは北海道出身で、最近は道内のテレビ番組でも

よく目にするおなじみの方である。また、同氏はこの大会の最年長(50歳)優勝

者ということでも話題になった。

「アラフィフ」の同世代としては、大変喜ばしいことである。

 

同世代と言えば、50歳前後の仲間と話をすると「俺たちは、江戸時代だったら

もう死んでいる年齢だ」という話題になることがしばしばある。

所説はあるようだが、「人間五十年」とは、人の一生は50年ほどだという意味

で、平家の時代から江戸時代には、平均寿命は50年と考えられていたらしい。

 

現代は、社会背景や公衆衛生、医学の発展などによって平均寿命はグングン延びて

「人間百年」の時代が到来しようとしている。

それでも、50歳になると前述の仲間との会話で、「痛風が悪化して定期処方を

受けるようになった」とか「肩を痛めて手術してきた」とか「血圧が高くて通院

するようになった」とか「老眼が酷くて何度も眼鏡を作り替えた」などなど

老化に伴って出現する諸問題に悩まされるようになってくる。

かくいう私も、腰を痛めてしまい病院を受診した結果、『椎間板症』の診断を受け

担当医からは「一言でいえば老化だね」と言われてしまった。

 

ここのところの自分自身の心身の変化を鑑みると「そういう年齢になってきたんだ

なぁ~」などとしみじみ思うことはある。

ただし、特に悲観的になっているわけではない。

年齢を重ねることによって、今まででは気が付かなかったことに気が付くことが

できるようになったり、経験による人脈の広がりによって思考や視野が大きく開け

たと感じることも多くある。

つまりは、それなりに充実した「アラフィフ」を楽しむことができている。

 

そうした中で、同世代の方が最年長という形で日本一を決める大会で優勝したこと

は誇らしい。

マサノリさん最高!

その視線はいずれ自分に向けられる

2021.12.10

長年、介護サービス事業に従事していると、ご利用者やご家族は様々な要望を

持っていること知る。

そんな中で、稀にではあるが聞く要望の中に「社名の入った車で自宅に来ないで

ほしい」というものがある。その理由は「近所の人に介護支援を受けていることを

知られたくない」ということのようだ。

 

奇妙に聞こえるかもしれない要望であるが、ご本人やご家族のその気持ちはわかる

ような気がする。

人は、他者が自分よりも身体的・経済的・精神的に劣っていると思うと優越感を

持ったり、劣っている人を蔑んだ目で見ることがある。そしてそれはまれに起こる

ことではなく、日常的に誰にでも起こることと思う。

 

しかし、優越感に浸っている本人はわかっていない。

明日、自分自身の身に何が起きるのかを。

誰でも明日、蔑んだ目で見ていた人と同様の状況にならない保証はどこにもない。

そして、いざ自分の身に起きた時に思うのである。「あんな態度を取らなければ

よかった」と。

 

誰にだって起こりえることで、自力ではどうすることもできないことに社会全体で

対応しようとして生まれたのが社会保障制度である。

制度に則った支援は、権利が発生した段階で誰でも当然のこととして受けることが

できる。そのことに対して差別や偏見を持つことほど稚拙な振る舞いはない。

 

蔑んだ目で見ていたその視線は、いつの日か自分に向けられるかもしれないことを

忘れてはいけない。

新築工事が順調に進んでおります2

2021.12.9

来春開設予定の看護小規模多機能型居宅介護(ナーシングホームみのりの丘)の

上物の建設工事が着々と進んでいる。

 

 

 

つい先日まで骨組みしかなかったものが、あっという間にドアや壁が取り付けられ

ている。

 

 

 

 

今週中には窓が入って、来週から外壁が貼られる予定となっている。

 

いよいよ始まる!気が引き締まる思いである。

祝?投稿500回目

2021.12.6

2018年(平成30年)7月にホームページを開設して、同時期から当ブログを

書き始めることとなった。

時に厳しい“ツッコミ”を受けることもあるが、「ブログ読んでるよ」などと声を

かけていただくことを良いこととして、ここまで私見を織り交ぜて好き勝手に投稿

してきた。

そして今回が500回目の投稿となる。

 

特に「めでたい」と祝うことではない。

ただ私事ではあるが、言葉を覚える大切な時期である幼少期の数年間、外国で生活

していたことがあり、帰国後も母国語の読み書きがとにかく苦手だった。

実のところ、今でも文字を読むことが人の数倍かかるという自覚がある。

また、文章を書くこともあまり得意ではなかったので、日記を書くといった習慣は

全くなく、“国語”は最も苦手な教科だった。

 

法人のホームページを開設した際に、数名のスタッフから「代表者の考えなどを

情報発信することはとても重要なことだ」とか「頻繁に更新して内容量を増やすと

検索の際の上位に来る」などと言われたことがきっかけとなってブログを投稿する

ことになった。

たかがブログかもしれないが、私にとっては日々文章を書いて投稿することは、

トレーニングを受けているような感覚に近い。

それでも何とかここまで書き続けることができたので、1000回、2000回を

目指して書き続けようと思う。

 

当ブログに関して一言だけ申し添えておくと「不快に思う方は読まないで!」と

申し上げたい。購読料を頂いているわけでもなく、読むことを強制しているもの

でもないので、もう少し気楽な気持ちでお付き合いいただければ幸いである。

ケアマネの世代交代

2021.12.3

『今年度のケアマネ試験、1万2662人が合格 合格率は過去10年で最高の23.3%

受験者数は2年連続、合格者数は3年連続で増加した。前年度からの伸び幅は受験者数が7875人、合格者数が4462人。合格者数は4年ぶりに1万人超へ回復した。

合格率は前年度から5.6ポイント上昇。過去10年で最高の成績となった。23%台は2009年度以来12年ぶり。合格率が上がったため、合格者数は過去最少を記録した2018年度の2.5倍に増えている。』

との報道があった。

 

5年前までは受験者数が10万人、合格者も2~3万人はいたものが、ここ数年は

その数が激減していたため、業界内では担い手不足の深刻化が叫ばれていたが、

今回のこの数字を見て少し胸をなでおろしている業界人も多くいることだろう。

 

2000年に施行された介護保険制度は、21年が経過した。

それは、同制度施行当初からケアマネ業務に従事している者も21歳年を取って

いることを意味する。

ケアマネ業務従事者の平均年齢は、(確か?)40代半ばだったと記憶している。

ということは、施行当初からケアマネ業務に従事している者が徐々に65歳以上の

高齢者となってきているといえる。

 

ケアマネは、歴史の深い他の専門職と違って世代交代を十分には経験できていない

ため、新たな人材が増えてきてくれないと介護保険制度の運用に大きな影響を与え

るように思う。事実、世代交代がうまくいかずに、衰退していった業種や業界が

いくつもあった。

そういった点からも、合格者が急増したことは大変喜ばしいことである。

 

未来のケアマネに幸あれ!

おじさんは、もう少しだけ頑張ります!!