北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問介護施設を運営するみのりの丘グループ

みのりの丘

みのりの丘代表ブログ

月: 2019年2月

大麻地域創造会議(2月)

2019.2.28

毎月定例となっているこの会議を今回も紹介させていただく。

 

「住みやすいまちを自らの手で作っていこう」と発足したこの会議であるが

今月は、『農業と福祉の連携』をテーマに、私の母校でもある北星学園大学の杉岡

教授を講師に招いて、障がいを持った方や高齢者の雇用・社会参加、介護予防、

世代間の交流など多岐にわたる話題を議論した。

 

 

杉岡先生のお話はすべてが刺激的だった。

「手作りで地域課題を解決する上で中核となる活動としての農業」、「利潤を外部

へ出さない生産者と消費者の共存」、「地産地消から自産自消へ」などなど。

 

 

住みやすいまち作りの実現には、様々な課題がある。

出来るところから一歩ずつ進んでいきたい。

大型連休

2019.2.27

新天皇のご即位日にあたる5月1日を今年に限って祝日とすることが決まり、

今年のゴールデンウィークは10連休となるそうだ。

 

観光業や飲食業、それらに付帯した業種などが活性化して日本経済が元気になる

ことは大いに歓迎できる。

 

「ここが勝負どころ。」と考えて、休まず営業し「後で休みを取ろう。」という

ところもあれば、規模の大きな企業では職員が時期をずらして連休を取るという

ところもあるだろう。

 

規模が比較的小さな『介護事業』を運営する企業はどうだろうか?

 

日常生活全般にわたって支援を必要としているご利用者にとっては、連休やお盆、

正月であっても支援を必要としている。

また、ご利用者を支えるご家族が、連休等も関係なく仕事をしている場合には

いつもと変わらぬ支援を必要とする。

さらに、比較的規模が小さな企業であれば、交代で連休を取ると言っても限界が

あるだろう。

 

 

自分たちが、連休を取れないことに卑下しているわけではない。(いや、ちょっと

卑下している・・・)

 

 

ただ、多くの方々が気持ちよく連休を取ることができるために下支えをしてるこの

業種をもっと大切に思っていただきたいと考えるのである。

 

経営者としては、連休にもかかわらず、誠実に業務に従事しているスタッフへ感謝

と敬意を表するとともに、事業規模の拡大を図り、全てのスタッフが交代で連休が

取れる状況を作りたいと心に誓うのであった。

たらこバター焼きそば

2019.2.26

当ブログでたびたび登場する狸小路にある名店『焼きそば じろ』へ3か月ぶりに

行ってみた。

 

最近、テレビや雑誌で取り上げられることが多かったため、混雑して入れなかった

らどうしようかと思い悩んで伺ったが、運よく団体さんが帰った後らしく貸し切り

状態だった。

 

ということで、いつものように無茶ぶりをしてみたら、

 

 

 

その場で燻製を作り始めたり       新商品を出してきたり

 

名店(迷店?)の貫録を見せつける余裕をかましていた。

 

 

 

それにしても、この『たらこバター焼きそば』はめちゃくちゃ美味かった。

 

ハッピーバースデー!

2019.2.25

2月24日は、当ブログで何度か登場している当方の看板犬『もじぃ』の初めての

誕生日祝いになる。

 

盛り上がっているのはこちらだけで、当事者はなんのことやら?

 

手作りの特性ケーキを前に

「待て!」           「ああ~」

 

1歳の誕生日おめでとう!

これからも仲良くやっていこう!!

消費増税に伴う介護報酬改定(その3)

2019.2.22

3回に分けてこのテーマで書いてきたが、

昨日取り上げた『特定処遇改善加算』の辻褄が合わないことから、

「厚生労働省はどうかしちゃっている?」ことに着目してみたい。

 

『特定処遇改善加算』にはいくつかルールがあることは、昨日書いた通りであるが

その中で、“10年以上の実務経験がある介護福祉士1人以上に月額8万円以上Up

若しくは年収440万円以上を保証する”というものがある。

 

ところが、当方の事業所を例にあげれば、同加算を取得して受けることができる

報酬は、月額2万5千円程度である。

 

これは、例えるなら

ご家庭で家計を預かっている人に対して「給料が2万5千円上がったんだから、

お小遣いを8万円上げてくれ!」と言っているようなもので、それを了承する人は

いないだろう。了承すれば家計は火の車になる。

 

どんな計算方法を採ればこのようなルールが出来上がるのだろうか?

 

ある業界人は、「特定の事業種別にこの加算の恩恵が行き渡らないよう、作為的に

このような計算式にしたのではないか。」と言っているが、それは違うだろう。

特定の事業種別に行き渡らないようにしたいのなら、初めから対象事業に入れ

ないか、月額設定を下げれば良いだけの話しである。

 

本質は、

厚生労働省が「合計何万人の介護職員に総額何億円の処遇改善を行った。」という

実績を主張するために制度設計してはみたものの、ふたを開ければ主張通りの数字

が出てこないというだけのことである。

 

そして、辻褄合わせのデータづくりが始まる。

先に起きた『統計不正問題』と図式は全く同じだ。

どうやら、厚生労働省には算数ができる人材がいないらしい。

 

そんな省庁が設計する介護保険制度は、継続性が見込めるのだろうか。

 

それにしても、『昨日の地震』結構揺れたなぁ。

消費増税に伴う介護報酬改定(その2)

2019.2.21

昨日に引き続き、

今年の10月に消費税が引き上げられることに伴って、介護報酬見直しが

行われる内容に対する疑問点を書いてみたい。

 

今回の改定の主な目的の一つである“介護職員の更なる処遇の改善”は

『特定処遇改善加算』と名付けられたが、この恩恵にあずかるためには、

①10年以上の実務経験がある介護福祉士1人以上に月額8万円以上Up若しくは年収

440万円以上を保証する。

②その他の介護職員は①にあげる改善額の半分以下とする。

③その他の介護以外の職員は②にあげる改善額の半分以下とする。

というるルールを守らなければならない。

※一部、特例が設けられている。

 

要は、

『国が良いと思う人材の給与を上げて、国があまり良いと思わない人材の給与は

上げない』という意味である。

 

これは、会社(企業)が労働法で保障されている『人事権』の侵害に他ならない。

 

会社は、スタッフの報酬や昇給を決める場合、もちろん取得した資格や経験、技術

を加味するがそれだけではない。

にもかかわらず、『特定処遇改善加算』は資格と経験年数しか加味しない設定と

なっている。

 

そのため、会社(企業)が想定していたものと違う形の昇給が、会社の意思に

反して行われてしまうことになる。

 

介護保険法と並んで労働法も所管する厚生労働省のダブルスタンダードには聞いて

あきれる思いがする。

 

明日は、どうかしちゃってる『厚生労働省』に焦点を当てて続きを書いてみたい。

 

消費増税に伴う介護報酬改定(その1)

2019.2.20

介護報酬は、概ね3年に1度見直しされることが通例である。

前回は、昨年(平成30年4月)に改定されたため、次回は3年後となる予定だった。

 

しかし、今年の10月に消費税が引き上げられることに伴って、2年連続で見直しが

行われることとなった。

今回の改定の主な目的は、下記の2点になる。

①介護職員の更なる処遇の改善

②増税によって運営にかかる諸費用増額の補てん

 

例えば、飲食店などで

仕入れにかかる食材料費が消費増税分値上がりした場合、提供する商品の値上げを

行うことがある。この場合、値段を据え置きにするか値上げするかは店舗側が判断

することとなる。

 

一方、介護報酬は

国が定めた基準によるため、会社(事業者)が勝手に値上げすることはできない。

そこで上記②が行われることになった。

 

いずれも介護報酬の増額にかかるため、経営者としては、“ありがたい”話であるが

一方で大いに疑問がある点も存在する。特に①についてである。

 

私も経営者の端くれとして、当方のスタッフには1円でも多く報酬を手渡したいと

考え、経営努力を図っている。そのため、①は“ありがたい”ことではあるが・・

 

以前当ブログでも書いた通り、消費税で社会保障費を補てんすることは大反対で

ある。どのような類の保険であっても、財源は保険料とするべきである。

消費税は、介護保険制度を利用することができない、10代、20代、30代の若者も

支払っている。

「利用する権利がないのに金だけ払う。」などと言うことは、本来あり得ない。

 

また、①については、もう一つ非常に大きな疑問がある。

そのことについては、明日続きを書きたいと思う。

 

 

ささやかな送別会

2019.2.19

同業者で20年近く付き合いのある方が、退職して江別市を離れることを聞いて

ささやかな送別会を二人きりで行った。

 

私にしては珍しく、お店をハシゴして遅くまで語り明かした。

 

顔出しNGと言われたので、一軒目の料理と最後に立ち寄った店の店主(山田君)

の笑顔で雰囲気をお伝えする。

 

同じ会社で働いたことは一度もないが、何となく気が合い、仕事上の付き合いから

プライベートまで大変お世話になった人物である。

 

車で移動できる範囲の場所の病院でお勤めされるとのことだったので、付き合いは

まだまだ続きそうである。

 

勝手知ったる人物が離れていくことに寂しさを感じるが、彼がいなくなったことで

「江別市の在宅介護や福祉が衰退した」と言われないように精進したいとも思う。

 

文化講演会~かかりつけ医と在宅医療~

2019.2.18

先日、当ブログで取り上げた、

大麻第二住区自治連合会主催の『文化講演会~かかりつけ医と在宅医療~』が

2月17日(日)に開催された。

 

天候が今一で、地域の方々にご来場いただけるかどうか不安はあったが、結果

大勢の方々にお越しいただいた。

 

講師は、『江別訪問診療所 日下院長』。

パワポを使って、「時代の流れに沿った在宅医療」について詳しく説明して

くださった。また、質疑の時間には質問者のところまで出向いてやさしく、詳しく

回答してくださった。

 

 

これから先、今まで以上に在宅医療が重要視されてくるが、江別市はその点では

まだまだ発展途上と言っていいだろう。

 

日下先生の存在が、そんな江別市に一筋の光明を見たように感じる講演会だった。

先生、ありがとうございました。

心のこもった贈り物

2019.2.15

昨日は、世界各地でカップルが愛を誓いあう『バレンタインデー』だった。

 

「お菓子メーカーの策略」とか「義理チョコは経済・労力の無駄」とか、グダグダ

言わずお祭りごとに乗っかっちゃいましょうよ。

 

私も当方の女性スタッフから“たっぷり愛情のこもったチョコ”をいただいた。

 

 

日頃より、勤勉に務めを果たしているスタッフには、こちらから何かをあげたい

くらいの気持ちだが、今日ばかりはありがたくいただこう・・・と思っていたら

「お返しは3倍返しですよ!」と言わんばかりの鋭い視線をいくつも感じた。

 

ともあれ、心のこもった贈り物は人の心を温かくするものである。

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