北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問看護ステーションを運営するみのりの丘グループ

みのりの丘

みのりの丘代表ブログ

さらば営業マン!

2019.12.20

忘年会シーズンを迎え、お酒を飲む席が増える今日この頃である。

 

そして、そんな席で恒例なことが、オヤジの若き日の武勇伝を聞くことである。

 

先日も、「俺が若かったころは、道行く女性に片っ端から声をかけたもんだよ。

今の若いもんは女性に声すらかけられない。情けない。」といった具合で、

いわゆる『ナンパ自慢』である。

 

話しの内容の良し悪しはさておき、『ナンパ』で思い出したことがある。

 

当ブログでも何度か取り上げている『勧誘セールス』についてである。

 

「飛び込み訪問」や「唐突な電話」による営業は、『ナンパ』と性質が似ている。

いずれも、声をかけた全ての人からのリアクションを求めてはいない。

業種にもよるが、100人に声をかけて1人からのリアクションがあれば大成功

といった営業手法である。

 

こういった職についている方々には大変申し訳ないが、「何て無駄な仕事だ。」と

常日頃から思っている。

また、興味のない99人の立場からすると「自分の大事な時間を下らない営業に

付き合わされて無駄にした。」という百害あって一利なしである。

 

それでも、こうした営業手法が廃れることなく今日まで続いているのは、1%の

成功率で商売が成立してしまうからであろう。

武勇伝を語るオヤジの時代には、一般の営業マンが1%のところ、5%、10%の

成功率を誇る『スーパー営業マン』が存在していたらしい。

 

内容や状況にもよるが、我々の業界で成功率が10%となれば、即廃業である。

 

しかし、経済の専門家によると、このような営業マンは、昨今『絶滅危惧種』に

指定されているらしい。

 

現在は、AIの活用によって、インターネットのページを開けば、自分好みの商品や

サービスにかかる広告や案内がずらりと並んでいて、ボタン操作で商品が自宅に

届くため、勧誘や営業は必要がなくなるということのようだ。

 

「さらば、スーパー営業マン!」