当方の主な事業は、介護保険下における高齢者介護サービス事業である。
所謂公的社会保険サービスで、所属するスタッフも主に同事業に従事している。
しかし、当方が掲げる理念は「誰もが住みよいと感じることができるまちづくりに
寄与する」ことであり、その理念を達成するためには社会保険サービスの運営だけ
では十分とは言えない。
そもそも、私としては「公的サービスは既存の事業所や施設にお任せして、必要で
はあるが十分とは言えないインフォーマルサービスの発掘や創造、コーディネート
を事業として運営したい」と考えていた。
そのため、公的社会保険サービスを運営する場合にはこの地域に足りていない事業
を実施しようと考え、当時必要ではあるが不足していた”多機能系サービス”に力を
注いできた。
また同時に、インフォーマルサービスの発掘や創造、コーディネートを事業として
運営することにも注力している。
今日の当方の動きを見てみると、
地域交流スペースでは、地域の一般の方々を対象とした”健康体操教室”が開催され
のみくい処とっかりでは、近隣の高齢者クラブの昼食用弁当を提供している。
また、前回の当ブログでもご紹介した「インフォーマルサービスの発掘や創造、
コーディネート」を目的とした”大麻地域創造会議”を開催している。
こうした活動は、公的社会保険サービスと同等に重要なことだと考えている。
今後も地域の皆様と共に、誰もが住みよいと感じることができるまちづくりに邁進
したい。