お隣、中国の武漢市で発生した『新型コロナウイルス感染』が拡大し、死者も出て
いることが連日ニュースで取り上げられている。
本来、この手のウイルス感染は、風邪症状と捉えられることが多く、大きな問題
として取り上げられることは少ない。
なぜ、今回の新型コロナウイルスに恐怖を感じるかというと、感染すると風邪症状
では済まず、時に命を取られる危険性を持っている上に、治療法がなく、予防用の
ワクチンも存在しないことにある。
十数年前に流行った『SARS(重症急性呼吸器症候群)』もコロナウイルスが原因
とされており、重症化するタイプのウイルスもある。
中国の発表では、感染者は100人とか150人となっているが、
イギリスの研究者の発表によると「統計学的には、中国が発表した人数の約40倍
の人が感染している可能性が高い。」と言われており、同時に中国側の隠蔽がささ
やかれている。
『隠蔽』は、よくニュースのネタになる。
人は幼いころから、自分の身を守る手段として、『物事を隠す』ことを覚える。
そのため、『隠蔽体質』という言葉は、物心ついた時点でほぼすべての人間に当て
はまると言っていいだろう。
だから、家庭や学校で、親や教師に「正直に言いなさい。正直者が救われる。」と
教えられるのである。
つまり、
当該国の発表や国内の報道よりも、新型コロナウイルスは身近に迫っていると
考えたほうが良いだろう。
外出した際にはマスク装着、帰宅時には手洗い・うがいを徹底するほかない。