とうとう、江別市内でも『新型コロナウイルス』の感染者が出てしまった。
もはや、自分の身近なところに同ウイルスが存在しているとみるべきだろう。
もっと言うと「自分は保菌者である」という前提で行動したほうがよいと考える。
どれだけ対策を講じても「うつらない。」ことを防ぐことが難しい現状を鑑みると
「うつさない。広げない。」ことに尽力したほうが良い段階にきていると思う。
基本的には、ウイルス感染をしても即座に症状が現れるわけではなく、潜伏期間が
存在する。その間は、保菌者として周りの人へ感染させる危険性がある。
そのため、「熱が出てないから私は大丈夫。」という理屈は通用しない。
当ブログの『ウイルス感染対策への義務と権限』でも取り上げた通り、日頃より、
持病をお持ちの方や虚弱高齢者と密接にかかわっている私たちにとって感染予防
や拡大の阻止は至上命題である。
また、組織の長としての立場から言えば、スタッフ間で感染が拡大した場合には
事業の継続がままならない状況に陥ることになり、最悪の場合には会社の存続に
大きな影響を及ぼすという死活問題に発展しかねないと考える。
巷で話題になっている「マスクはあまり意味がない。」は、「うつらないため」を
前提とした場合にはその通りであろうと思う。
ただ、「うつさないため」を前提とした場合には一定の効果がある。
「うつさない」を軽視すると、巡りめぐって自分の体内にウイルスがやってくる
ことになる。
今一度、自分の行動を見直してほしいと切に願うところである。