コロナ禍で飲食業界も生き残りをかけて様々な形に業態を変化させている。
その中でも顕著にみられる変化は、『テイクアウト』ではなかろうか。
社会環境の変化に伴い、限られた時間に自宅や職場で手軽に食事を摂る手段として
テイクアウト方式は非常に利便性が高く、多くの事業者が参入するとともに利用者
も爆発的に増えた。
かたや、外食は単なる食事ではなく、家族や友人とのコミュニケーションツール
として利用する方も多くいる。
しかし、コロナ禍の外出自粛ムードが相まって、外食する人が激減し、多くの事業
者が倒産の危機にあえいでいる。
そこで、本来は外食メインの業態を変化あるいは追加する形でテイクアウトを導入
する事業者が増えてきた。
さらに時代は進化を続けており、
テイクアウト等で飲食物を自宅に準備して、SNSアプリツール等を活用して友人と
パソコン等の画面を通じて対面して行う『オンライン飲み会』が流行している。
自宅にいながら、離れた場所にいる家族や友人と飲食を共にして、コミュニケー
ションをとることができるため、若者を中心に活用されている。
時代は変化を続け、その変化に沿って様々な進化が生まれる。
当方でも、こうした変化に沿って、持ち帰り用のお弁当の販売を今月1日から開始
した。私も、顧客第1号となって体験してみた。
手前みそではあるが、値段を考えるとボリュームがあり、とても美味しかった。
税込み450円!是非ご賞味ください。
ともあれ、時代は変化し続けても、コミュニケーションを求めているという点に
おいては、どの時代も変わらずあるということか。