毎年、10月~11月にスタッフの法定検診を実施している。
そして、この時期に行っていることもあって、同時に希望するスタッフには
インフルエンザ予防接種を受けてもらっている。
今年も全スタッフの法定検診が無事終了したところであるが、同予防接種の方は
半数以上のスタッフが終えていない。これは、何処かで不手際があったということ
ではなく、そもそも同ワクチンが不足していることに起因する。
このことは、我々の周辺にのみ起きている出来事ではないようだ。
新型コロナウイルス流行に伴いワクチン製造用資材が世界的に不足している影響で
国内で季節性インフルエンザワクチンの供給が遅れており、国内では新型コロナ
ウイルス感染との同時流行を懸念して接種を希望する人が増えて、一部の医療機関
で予約が取りづらい状況が見られているそうだ。
そんな矢先、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が国内で初めて
確認されたとの報道があった。この新株は、これまでの変異株より感染力が高い
のではないかと言われている。
これからの季節が、ウイルスとの戦い本番となりそうだ。
手洗い、うがい、消毒、マスク着用などの基本を怠らず、感染症予防に努めたい。