新年が明けて、「今年はどんな年になるかなぁ」などと呑気に構えていたところ、
能登半島で大きな地震があり、非難や津波の警報が流れてきた。
報道から流れてきた映像を見ると、凄まじい揺れや家屋の倒壊、大規模な火災が
映し出されており、大きな被害が発生していることがすぐに見て取れた。
この震災で命を落とした方も多くいらっしゃるようで、何とも心が痛む思いがこみ
上げてくる。また、以前このような時期に石川県を訪れた時には、雪が降っていて
とても寒かったことを記憶している。そう考えると、今も寒さと闘いながら避難
されている方が大勢いらっしゃるのではないかと心配している。
ここ数年間、日本各地で大きな地震が発生している。
もはや「忘れたころにやってくる」ものではないことが身に染みてわかったような
気がする。
もしも、2018年(平成30年)に発生した胆振東部地震がこの時期だったとし
たら・・と考えるといてもたってもいられず、職場に向かって災害用の備品や備蓄
を再確認してきた。
今回の震災を受けて改めて、我々要援護者を支援する立場に身を置く者としては、
平時であることの幸せを嚙み締めつつ、いつ来るかはわからない有事に常に気を
配っていかなければならないと心に刻むこととした。
今回の震災で命を落とされた方のご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、
1日も早い復興のために自分自身に何ができるのかを考えて行動したい。