台風が過ぎ去り、一息ついたばかりの6日午前3時すぎに
胆振地方中東部を震源地とするM6.7、震度7の大地震が発生しました。
この地震でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
札幌市は震度5の揺れで、
深い眠りについていた時間でしたが、さすがの揺れで飛び起きました。
北海道で生まれ育って、これだけ大きな地震は初めての経験でした。
揺れが収まったことを確認してからすぐに、近くのコンビニエンスストアで水や
食料等を調達して、当方が運営する施設へと急いで向かいました。
町中停電して、信号機も点灯していない暗闇で、いつまた来るかもしれない余震を
警戒しながら車を走らせることは恐怖そのものでした。
同時に各部署長へ連絡しましたが、皆一様に冷静だったことに拍子抜けしたととも
にとても勇気づけられました。
幸い、ご利用者やスタッフに怪我はなく、建物も損傷は受けておりませんでしたが
『停電』で、通常の支援を行うには大きな支障をきたしておりました。
ただ、水がまだ出ていたので、いつ『断水』になっても対応できるように浴槽や
バケツに水を貯め、電源の確保に走りました。
朝方には、
どこの店も人でごった返しており、道路にはガソリンを求めて長い車列ができて
おりました。
昼を過ぎると、
どこのお店も臨時休業の状態で、閑散とした風景になっておりました。
こうした混乱の中でも、
信号機が点灯していない交差点で、互いに譲り合い、事故や大きな渋滞がなかった
ことに関して、江別市の方々は本当に素晴らしいと感じました。
状況が落ち着いた深夜にフッと空を見上げると、普段の江別市では見ることができ
ないほどの満天の星空が開けておりました。
明日以降もまだまだ対応に追われることになりますが、散々な1日にあって、少し
だけホッと一息付けた瞬間でした。